今日は展示会、明日は撮影、明後日はパーティー(端っこでドキドキしながら)、1年365日ファッションを追い続けるGINZA編集部 員。その現場で見つけた、リアルにおすすめしたい、いやすでに買ってしまった、買いたいが銀行口座が(いや、家族が)がそれを許さない、そんなナイスのアイテムたちを、K・Y・C、編集部三姉妹が週替りでご報告します。今回は番外編、京都の注目のスポットのレポート。
〈HIN〉アーツ&サイエンスの最新ショップ 秋の京都でヒンを感じる – 編集Kの「NO SHOPPING, NO LIFE番外編」
京都にアーツ&サイエンスの新しいショップがオープンしました。その名もHIN。「ひん」です。名前がまずかっこいい。無論、“品”から来ています。ものの値打ちや位を示す言葉でもあるそうです。なかなかこんな直球付けられません。韓国に生まれハワイで育ち、現在は日本に拠点を置きながら世界中を飛び回る日々で培われたボーダレスな感性の持ち主であるクリエイティブディレクター ソニア パークさんならではのHINだと思いました。場所は二条通、リッツカールトンのはす向かい。
内装にもソニアさんが直接的に関わっているそう。直接的に、というのはディレクションはもちろん、建物に関するアレコレを建築家と現場監督と話合い、現場で左官をはじめとする様々な職人の方々と何度もやりとりをしてオープンに至ったとか。す、すごい…。職人と直接進めるには相応の専門知識がないとだし、もちろんタフさも必要だろうし。
『坂田文助商店』や『公長齋小菅』など京都の老舗とのコラボレーションアイテムをはじめ、職人の手仕事によるプロダクトがたくさん。
不動産にも左官にも老舗の数々にも、京都独特の土地柄やコミュニティがあろうことは想像に難くない。その地に足繁く通いひとつひとつと誠実に向き合って、目指す空間を実現するソニアさんの姿勢になによりも品格を感じましたよ。
あ、隣には&ショップ京都もオープンしてます。ジェンダレスをコンセプトにした青山のショップと同様、服やシューズをじっくりお買い物できますよ。
HIN Arts&Science, Nijodori Kyoto
京都市中京区木屋町通二条東入東生洲町482番地3角
営業時間 11:00~19:00
☎075-253-6782
&SHOP Kyoto
京都市中京区木屋町通二条東入東生洲町482番地3
営業時間 11:00~19:00
☎075-253-6792
三姉妹の長女。HINのレセプションは10月半ば。合流したカーサ ブルータスチームにレストラン『ブランカ』に連れて行ってもらいハモと松茸のお鍋を堪能。こちらも絶品!アーツのお店からも徒歩圏内でおすすめです。