15 Oct 2019
ロンドン帰りのスタイリスト遠藤彩香 服装が怖い彼女の秋冬ファッション

AYAKA ENDO
編集部に「服装が怖い」と言われ続けて早4年。人呼んで「怖い女」。ロンドン留学帰りのスタイリスト遠藤彩香。独断と偏見に満ちたIN&OUT観をとくとご覧あれ。
GLOSSY BLACK
ロンドン留学の帰りにベルリンに滞在。てかてかのレザーを駆使したクラバーたちのスタイルに魅了された。80年代のヴィンテージのレザージャケットを主役に、メゾン マルジェラのスキニーパンツ、バレンシアガのブーツで光沢感を重視した黒のスタイルに。今、靴はスクエアトウに注目している。
NEON COLORS
マリーン・セルのショーを見て全身ネオンカラーのルックやレーザーライトの演出に感化される。ヴィンテージを融合させてサイバー過ぎない点も参考になった。そこでヴィンテージのトップ、セリーヌのパンツ、プラダのブーツで作業着風に。ジュンヤ ワタナベのチョーカーを合わせてパンクもミックス。
CROSS-DRESSER
メゾン マルジェラの哲学、「ジェンダー・フリュイド」に影響を受け、性別不詳であることに魅力を感じている。バレンシアガのコート、ヴィンテージのハイネックとトラックパンツでまるで男性のように。サングラスはメンズブランドのth。クラシックなアイテムを用いてストリート色をセーブする。
Photo: Reiko Touyama Text&Edit: Itoi Kuriyama
GINZA2019年10月号掲載