ひょっとしてダサい?コテコテ?そんな「ギリギリ」ムードを こよなく愛するライター栗山愛以とスタイリスト遠藤彩香が パリ・ロンドンのヴィンテージショップを緊急捜索!
東京へ戻る前に、スタイリスト遠藤さんがロンドンまでひとっ飛び。 パリにはないパンチの効いたパンク精神を貫くお店など、 遠藤さんによるロンドンの“ギリギリヴィンテージ”ルポ。
「Absolute Vintage」etc. スタイリスト遠藤彩香とエディター栗山愛以がロンドンの古着屋でヴィンテージをDIG!02
GIRIGIRI GIRLS GO TO EUROPEAN VINTAGE SHOP
ブリックレーンにお店を構え、靴やバッグなどのレザーアイテムが充実している。「アイテムのジャンルもそうだけど、店内でかかる音楽もさまざまな国がミックスされていて面白く、移民が多いロンドンを感じることができます。日曜日には店員さんもお客さんも一緒に、店内のサルサにのって、みんなで踊ったりもするんだとか!」
【shop data】住所 : 14 Hanbury St, London E1 6QR ☏ : +44 20 7247 3883 営業時間 : 11:00〜19:00
「ウエストポーチも山ほど。レザーのバッグも種類豊富で選びがいがあります」
「ポップなピンク色のビニールショッパーが目印」
「ブリックレーンにあるのに、イギリスでは珍しくアメリカで見つけたものが多いイメージ」。アメリカのヴィンテージが少なかったことからロンドナー向けのビジネスをはじめたとのこと。20年代から80年代のものを扱っており、パーティ用のドレスとスポーツウェアが充実。「状態のよいものが多く、サイズは比較的小さめなので日本人に似合うものが多いです」
【shop data】住所 : 4 Cheshire St, London E2 6EH ☏ : +44 20 7739 8142 営業時間 : 12:00〜19:00、土10:30〜
19:00、日10:00〜18:00
「地下の売り場には60〜70sのカラフルなドレスがラックにびっしり。日本人が着やすい小さめのサイズも豊富にあります」
遠藤さんがスタイリング!
「“普段は着ないけどいいわね”って言ってくれた(笑)」「見た瞬間に購入を決めました! チェック柄を小さめの迷彩柄Tシャツと合わせたい」
「ハンドペイントタッチが可愛くなりすぎなくてよいですね。クールな配色も好みです」
洋服のほかに家具やインテリアなども充実している。店内の什器も販売。「洋服だけじゃないので、あまり大きくないお店でも見応えたっぷり。セレクトに品を感じます」。オーストリッチのフェザーで作られたカーニバル用のヘッド・ピースもある。洋服の9割はイタリアから、インテリアはイギリスやアメリカで買い付けている。
【shop data】住所 : 40 Stoke Newington Rd, Dalston, London N16 7XJ ☏ : +44 20 3215 2083 営業時間 : 11:00〜19:00
「かなりピタピタがギリギリです(笑)。年中ボディスーツやスイムウェアの取り扱いが」
「黒人の店員さんが多く、セレクトの雰囲気に上流階級のブラックカルチャーを感じさせます」
「オーナーのロイとダグラスがおしゃれすぎる!彼らは40〜50sの映画に登場するオリジナリティがあるキャラクターに魅せられてこのお店を始めたそう」。ミリタリー、スポーツ、イングリッシュ・テーラリング、カントリーウェアなどを取り扱っており、地元のオシャレなおじさまや、メンズ服が好きな女性客も多く訪れている。お店のほかにショールームのビジネスも2007年よりスタート。また、ショップと同名のヴィンテージコレクションブックも出版するなど、幅広く展開している。
【shop data】住所 : 14 Earlham St, Seven Dials, Covent Garden, London WC2H 9LN ☏ : +44 20 7836 3964 営業時間 : 11:00〜19:00、日12:00〜18:00
「どのアイテムもウンチクが出てくる出てくる。結構時間がかかるので、余裕を持って訪ねて」
「リングのほかにチェーンブレスレットやネックレスなど、シルバーアクセが大量に!女性にも◎」
「際どい人ばかりと出会う旅だったけど別の意味で濃かった!かなり優しいおじさまたち」
「こなれた質感のTシャツがたくさんあります。センスのよいバイカー、ロックTが特に豊富」