新しい季節の訪れを感じ、装いも軽やかになってきた今。 南仏で過ごす休暇をイメージした〈ロンシャン〉の新作バッグを取り入れた3人をキャッチ!バリエーション豊かな持ち方から、春のスタイルのヒントを探ってみよう。
小山依麻
モデル
@emma_koyama
最近、メンズのセレクトショップで働き始めた小山依麻さん。「シャツもパンツも、実は男性向けのブランド。似合うかどうかよりも、サイズ感を重視するようにしています。ストリートっぽさもあるけど、フレンチなバッグに合わせて、自然をイメージした配色でバランスを取ってみました」
小山さんはクラッチ持ちが定番だそう。「ミニバッグも好きですが、急に荷物が増えるときのことを考えると、ある程度大きさがあった方が安心。カーディガンもすっぽり入るサイズで万能選手です」
「私服がシンプルな分、小物でアクセントをつけることが多いですね。今日のポイントは、首元のスカーフ。真っ赤なベレー帽と一緒に合わせると、フレンチシックに見えてかわいいんです!カバンは肩にかけてワンショルダーとして使えるのもお気に入り。その日の気分で持ち方を変えちゃいます」
中島沙希
モデル
@saki_nakashima
全身モノトーンルックが多いという中島沙希さんの、この春のファッションは?「今年はもう少し色を取り入れたい気分。黒以外のカラーを着ようと思えたのは、このワンピースに出合えたから。手染めによる藍のグラデーションが綺麗で、とても気に入っています」
装いが変わり、バッグの選び方にも変化が。「今まではレザーばかり持っていたんです。流行り廃りがないし、どんな着こなしにも合うので。だからリネン素材は新鮮!見た目も軽やかだし、ハンドルとフラップが革なのも上品。腕に通してハンドバッグとしても使えるのもいいですね」
「大きめのバッグは、カフェで勉強したり読書したりするときに持つことが多いです。本屋さんが併設されているところへよく行くので、帰りに本を買ったり。マイバッグを持ち歩くことで、少しでも環境に配慮できればいいかなって。だから、肩掛けできると本当に助かる!朝と晩とで気温が変わりやすい今の季節は、アウターを中にしまえるのも便利です」
小田原愛美
イラストレーター
@aimiodawara
職業柄、自宅作業が多い小田原愛美さん。気晴らしに外でイラストを描くときもあるそう。「iPadひとつあれば、どこでも仕事ができます。自転車に乗ることも多いので、デニムとスニーカーでカジュアルに。今日は春っぽい配色でカラフルにコーディネートしてみました。古着のジャケットは、裏がヒョウ柄になっていてインパクト大」
「いつも、何かしら小物を足すようにしています。顔まわりは日除けも兼ねてサングラスと、スカーフは真知子巻きに。最近買った指輪は、真ん中にキラキラとした大きなストーンが入っていて、乙女心をくすぐられるんです。バッグもたくさん持っていますが、このトートは持ち手が革なので、使い込んで馴染んでいくのが楽しみ!」
おすすめのバッグの持ち方は?「ななめ掛けをすれば、自転車移動だって楽ちん。リュックだとカジュアルになりすぎになる日も、これなら大人っぽく見えます。リネンだからどんな着こなしにも合わせやすいし。右上に付いているさりげないロゴの刺繍とか、品のよいデザインも好きです」
TORCHON(トーション)
南フランス・プロヴァンス地方で過ごすバカンスをテーマにした、2022年夏。老舗ブランド〈シャルべ〉が作る、フレンチリネンのティータオルを使ったコレクション「ロンシャン × シャルべ」が登場。フランス国旗カラーのストライプが入った洗いざらしの生地は、使い込むごとに風合いが増し、特別な一品に。H52×W53cm ¥22,000
商品ページはこちら
Photo: Wataru Kitao Text: Minori Okajima