22 Jun 2019
メゾン マルジェラが「ジェンダー・フリュイド」を体現するポップアップストアを開催

2019年春夏のコレクションで、初のウィメンズとメンズの合同ショーを披露した〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉。従来のジェンダーやアイデンティティーの既成概念にとらわれない「ジェンダー・ノンコンフォーミスト」を体現するワードローブ、アクセサリーを展開する“Discover the wardrobe and accessories for gender noncorfomists”と題したポップアップストアを阪急うめだ本店で開催中。
クリエイティブディレクターのジョン・ガリアーノは、2019年春夏のコレクションで、ドレスメイキングを通じ「ノンコンフォーミスト」という画一主義を否定する価値観を掲げ、“Gender Fluid(性の流動性)”を表現した。一つのコンセプトを元に発案され、既存の女性服と男性服の垣根を超えたコレクションは、幅広いサイズ展開と多彩なカラーのラインナップが揃う全ての人へ送る「ジェンダー・フィリュイド」なワードローブだという。
本イベントの展開アイテムは、2019年秋冬プレコレクションから、ジェンダーレスなアウターウェアやニットウェアを始め最新アイテムが数多く揃う。中でも注目したいのが、人気のアイコンシューズ「タビ」とキルティングのディテールが独創的なバッグ「グラム スラム」。今期もアップデートされた姿でお目見えする。他にも、ユニセックスで展開するスニーカー「レトロ フィット」に「ジェンダー・ノンコンフォーミスト」のためのアクセサリーなども店頭に並ぶ。さらに、ポップアップストアのオープンを記念し、定番のスモールレザーコレクションに阪急うめだ本店・阪急メンズ大阪限定カラーのダークグレーが登場。
今回のポップアップストアは、オランダの建築家アンヌ・ホルトロップ率いる〈Studio Anne Holtrop(スタジオ アンヌ ホルトロップ)〉がデザインを手がけた。これは、今後新たに世界中で展開する〈メゾン マルジェラ〉のストアコンセプトの序章なのだそう。つまり、ジョン・ガリアーノによって確立された新しいコンセプトとヴィジュアル・アイデンティティーをいち早く目にできる機会というわけだ。また、7月8日までは阪急うめだ本店の1階のコンコースウィンドウでは、〈スタジオ アンヌ ホルトロップ〉によるウィンドウインスタレーションを実施。2019年秋冬に向けた最新コレクションと革新的なインテリアデザインによるメゾンの世界観をチェックしよう。
■お問い合わせ
メゾン マルジェラ 阪急うめだ本店 ウィメンズ
Tel: 06-6313-7403
メゾン マルジェラ 阪急メンズ大阪 メンズ
Tel: 06-6364-8077
www.maisonmargiela.com
Text: Aika Kawada