一年でもっとも過ごしやすいと言われるこの季節、ファッション業界はパーティーやイベント、展示などが目白押し!素敵なものがあると聞けば、西へ東へ、どこへでも駆けつけるGINZAスタッフの「キラキラ」レポートシリーズです。
☆メゾン マルジェラ☆深まる秋のキラキラを求めて(vol.1)「アーティザナル」の国内初インスタレーション
ドーバー ストリート マーケット ギンザでは〜11/21まで、〈メゾン マルジェラ〉2017SS「アーティザナル」コレクションのインスタレーションを期間限定で開催中。チュールに施された巨体な顔モチーフや、生地が幾重にも重なるデコラティブなドレス。驚きと感動に満ちた〈メゾン マルジェラ〉の世界を、間近で体験できる贅沢な空間が広がっている。
そもそも「アーティザナル」コレクションとは、〈メゾン マルジェラ〉におけるオートクチュールの名称。〈メゾン マルジェラ〉のクリエイションの頂点であり、ウィメンズ、メンズのプレタポルテにインスピレーションを与えながら、〈メゾン マルジェラ〉のアイテムすべてに通じるメソッドや哲学を示すコレクション。つまりは、「アーティザナル」見ずして、〈メゾン マルジェラ〉を語ることはできない、ということ!
2014年よりクリエイティブ・ディレクターを務めるジョン・ガリアーノが手掛けた同コレクションは、今回が国内初のお披露目となる。輪郭を際立たせて服の構造をあらわにする「Decortiqué (デコルティケ)」の手法で表現されたルックの数々。繊細な手仕事が隅々まで施された美しいピースにため息をつきながら、じっくりと向き合ってみてほしい。
さらに、〈メゾン マルジェラ〉のアイコン的存在である「タビ」コレクションのエキシビション「Discover the Maison Margiela ‘Tabi’ story 」も同時開催中。初代「タビ」ブーツから、「アーティザナル」コレクションで披露された独創的なデザインまで、モダンなエレガンスを融合させながら時代と共に変革と進化を遂げる「タビ」のストーリーを楽しめる展示は、「タビ」ラヴァー必見!
DSMGのために制作されたという、ゴールドレザーに白いペイントをほどこしたエクスクルーシブな「タビ」ブーツも限定発売。
というわけで、さっそくギンザ編集部もレセプション初日にお邪魔してきました。展示の様子を少しだけお届け!
‘Tabi’ storyから‘Artisanal’ installationへと続くタビブーツの足跡。遊び心たっぷり。
女性の顔は刺繍ではなく、チュールをつまみ縫いして作られている。展示終了後はNYのMETヘ収蔵されるとのことで、東京で見るラストチャンス!
スマホアプリSnapchatのエフェクトからインスピレーションを受けたもの。口から虹が出るあのエフェクト!
今日一番の「キラキラ」は 1989年に発表された初代タビブーツ!
「Maison Margiela SS17 ‘Artisanal’ installation」
会期: 10/27(金)-11/21(火)
会場: ドーバー ストリート マーケット ギンザ
東京都中央区銀座 6-9-5 1階イベントスペース
「Discover the Maison Margiela ‘Tabi’ story」
会期: 10/27 (金)-11/2(木)
会場: ドーバー ストリート マーケット ギンザ
東京都中央区銀座 6-9-5 1階
Text&Edit: Satoko Muroga