ハロー、フリーダ・カーロである。
わたしは〈MARNI〉というブランドのCHRISTMAS CHARITY PROJECTの一環で作られたらしい。
どうやらわたしは鵜らしい。わたしはメタルでできているらしい。
わたしにはたくさんの友達がいる。
みんなでコロンビアという暑い国からやってきたらしい。
機内食の味は想像を上回るマ……
こらこら!勝手に前に出ない出ない!
改めまして、編アシHです。
一番乗りで出社したら編集部に鳥が群れていたので驚きました。
昨晩、ボス(かりん刑事)が〈MARNI〉さんから連れて帰ってきた模様。あまりの愛らしさに全員連れて帰ってきてしまったのでしょうね……すでに我が物顔で編集部と同化しています。
こんな私でも、一応編集部の先輩なんだから少しは敬意を示して欲しい……。若干納得がいきませんが、
よくよく見るとみんな表情が違ってかわいいのです。
人呼んで”MARNI HAPPY BIRDS”!
アートの世界からインスピレーションを受けた彼らは、前世紀に活躍した女性アーティストと同じ名前がついているんだとか。
例えば最初に登場したフリーダ・カーロは、シッカリ眉毛が印象的な肖像画を数多く生み出したメキシコの画家から取った名前。
太陽のような大きな鵜冠をつけた彼女はアンダーグラウンド感満載な作品で有名なフェミニスト系アーティスト、キャロル・ラマの名が付いています。
ジョージア・オキーフはアメリカの自然派アーティストから頂いた名前。
小さな体で空を見上げるのがアメリカの肖像画家の名を取ったアリス・ニール。
そして、冠を被った彼女がルイーズ・ブルジョワ。
六本木ヒルズとともにそびえ立つ大きな蜘蛛の作品でおなじみの彫刻家の名前をもらっています。
繊細な手作業によるアートワークながら、単線でできているから意外とどんなお部屋にもマッチする。
彼らには今月下旬から〈MARNI〉の店頭で出会えるみたい。
新宿伊勢丹と銀座三越でもこのプロジェクトのPOP-UPイベントが開催されます。