もの選びひとつにも独自のセンスや嗜好があふれている、男の愛用品。私たちが取り入れるうえでのアドバイスも聞いてみた。#ファッションのプロが愛用するアイテム
👗FASHION
スタイリスト/三田真一は〈シュプリーム〉のネックポーチ。ファッションのプロが愛用するアイテム vol.3
シュプリームの ネックポーチ
三田真一
スタイリスト
ミリタリーバッグを小型化したような、その見た目。ワンタッチ式のアジャスターになったストラップを外すと、ポーチに早変わり。
スニーカールックのお供に
電子マネーの普及により小型バッグ需要がますます高まるなか、メンズでは首から下げるネックポーチといったアクセ感覚で持てる新種のバッグが注目されているようだ。
「色や素材、付属まで、ギアっぽい見た目が気に入り購入しました。根っからのスニーカー好きの私にとっては、バッグ選びひとつも慎重になってしまいます。足元から着こなしを考えたとき、スニーカーの日は、どこかにスポーツギアっぽいものをプラスワンするとバランスが整う。そんなときに重宝する逸品です」と、新種のネックポーチを複数愛用。
「ストリート人気も相まって、女性の間でもスニーカーブームが長らく続いていますが、一方で、バッグはいつものレザー素材を合わせている方が多いように感じます。ただ、それだと、足元だけが浮いて見えてしまって、どこか物足りないコーディネートになってしまう」と、レディスのスタイリングも数多く手がける三田さんらしいアドバイス。
「携帯や財布などの必需品が収まる今の時代にちょうどいいサイズなので、日常使いから旅行まで、本当に活躍の機会が多い。スニーカーをはかない日は、ストラップを外してバッグインバッグに。女性は、コスメポーチにもぴったりなサイズだと思います」
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三田真一
1975年東京都生まれ。97年に独立後、渡英。ロンドンを拠点に活動を行い、2001年に帰国。ファッション誌、広告、ミュージック・ヴィジュアルを主に手がけている。
Illustration: Tatsuya Koiso Text: Keiichiro Miyata