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山本マナ「メンズ服×メイクで相乗効果を狙う!」|新しいメンズスタイル AtoZ【ASK】

山本マナ「メンズ服×メイクで相乗効果を狙う!」|新しいメンズスタイル AtoZ【ASK】

私服でもメンズを愛用しているスタイリストの山本マナさんと飯島朋子さん、そして、男性ならではの視点で女性をスタイリングする服部昌孝さんという個性あふれる3名にインタビュー。それぞれの話をベースに、ギンザの新しい偏愛的スタイルを考察し、AからZまでまとめてみました。今回は山本マナさんの「A」を紹介。#新しいメンズスタイル


【スタイリストに訊いてみた】

ASK

独自の視点でメンズファッションをとらえる3名のスタイリストたち。それぞれが考えるメンズアイテムの取り入れ方とは?まずはプロに意見を訊き、今の傾向を探ってみた。

 

山本マナ

山本マナさん
「メンズ服×メイクで相乗効果を狙う!」

メンズを上手に着こなすには、まずは身近なアイテムから試すといいのかも。私は、大きめのトレーナーをワンピース代わりに着てみたのが最初なんです。足元は、メンズのスニーカーにカラータイツを合わせていました。あるとき、ふと気がついたんです。タイツ以外は全部メンズなのに、見た目はかなり女性的だなって。その時の印象が強く残っていて今でもよく思い出します。これって女性にしかできないメンズ服のコーディネートだなって思いました。綺麗な服に憧れはあるものの、どこか照れがあって。それを隠すための合わせだったのが、いつしか自分のなかの定番スタイルになっていました。

実は、メンズのコレクションやトレンドをそこまでチェックしているわけではありません。だからメンズのこのブランド、このアイテムを!って狙い撃ちすることはなく、基本は自分のスタイルに合うものをチョイスします。服を買うときも特にメンズ服という意識で見ていないかも。持っている服とどう合わせようかなって、普通の買いものと一緒ですね。私の場合、あくまでもレディス服が主役ですから、メンズはそれを補うための、引き立て役です。ハイブランドの中だったら、〈ラフ シモンズ〉を見ることが多いですね。2​0​1​9年の秋冬はニットを買いました。

また、ユニセックス展開があるブランドは、外せません。女性らしい服が好きなんですが、直球でガーリーにするのではなく、メンズミックスで崩すのがポイント。たとえばワンピースを着たらメンズのスニーカーをはくとか。可愛い格好のときの足元は、大きなメンズだとバランスがとれていいと思います。レディスのスニーカーってウィズが細くて華奢なので。他には、レースのコットンブラウスを選んだのなら、メンズのオーバージャケットやトレーナーを合わせたり。さらに、メンズサイズのリュックを持ってみたり。〈ザ・ノース・フェイス〉などのアウトドアブランドも好きです。レディスのアウトドアウェアは、どうしてもちょっとだけシェイプされていて、作りが細身なのが気になってしまい、基本メンズしか持ってないですね。アイテムだと、Tシャツやスウェットなど日常的なものを取り入れることが多いです。サイズは中途半端じゃなく、メンズであっても大きいものを選ぶようにしています。最近はビッグサイズなら試着もしないで買ってしまうことがほとんど。男性からしたらバランスがカッコ悪いって思われるかもしれないけれど、女性は大きくても、袖口をまくったり気分でアレンジできるから違和感なく着られるはずです。

ちなみにスニーカーはメンズの25〜26​㎝を選びます。中敷きは得意じゃないので、サイズ感は靴下で調整。さらにその靴下ですが、〈ナイキ〉のスポーツソックスは、常にローテーション入り。それから〈キワンダ〉には無地のものやカラフルなものがたくさんあるから見逃せません。スタイリング以外でも普段からカラータイツを合わせることが多いのですが、メンズのスニーカーならこれが甘くなり過ぎずに程良くまとまります。

あともうひとつ、メンズの服を合わせたときにこそ、メイクの出番です。といってもフルメイクはしないんですけれど。その日のコーディネートをすべて仕上げて、出かける直前にカラーマスカラやカラーライナーを選んで、香水をつけるイメージで、今日はこの色かな?みたいな感じでひと塗り。色みはピンクのほかイエローやオレンジなど、暖色系がお気に入り。ご褒美だと言い聞かせて先日も、〈アディクション〉のライナーを4色も衝動買いしました。

ベースとしてあるのは、常に女性を意識したファッションです。メンズ服を着たいというよりも、女性の服の中にメンズを混ぜることで、ユニセックス感を出すのが狙いです。

◀︎【ASK】飯島朋子さん
【ASK】服部昌孝さん▶︎

山本マナ やまもと・まな

北海道生まれ。本誌をはじめ、さまざまな雑誌や広告、ブランドのカタログを中心に活躍中。オンラインギャラリー 「SNÖ」をオープン。

Text&Edit: Yu-ka Matsumoto

GINZA2020年12月号掲載

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