21 Feb 2021
定番も流行もチャーミングに|新しいメンズスタイル AtoZ【Dries Van Noten】

私服でもメンズを愛用しているスタイリストの山本マナさんと飯島朋子さん、そして、男性ならではの視点で女性をスタイリングする服部昌孝さんという個性あふれる3名にインタビュー。それぞれの話をベースに、ギンザの新しい偏愛的スタイルを考察し、AからZまでまとめてみました。今回は「D」を紹介。#新しいメンズスタイル
【定番も流行もチャーミングに】
Dries Van Noten
花柄などの大胆な模様づかい、ベルベットやファーの質感あるレイヤードが魅力の〈ドリス ヴァン ノッテン〉には、男女ともにファンが多い。あえてメンズラインを選ぶ理由は?
「思わず手にとるのはニットなどのベーシックアイテム。メンズとウィメンズが一緒に並ぶショップだと、自分に似合う1着が見つけやすいかも。メンズ特有の“艶感”は女性が着ると可愛くなる!」(飯島)*本人私物
「ドリスを着るなら、テーラードアイテムがおすすめ。僕は最近、ライダースとフェイクファーのストールをセットで購入しました」(服部)
服部昌孝 はっとり・まさたか
静岡県生まれ。2012年に独立。〈シックストックス〉とコラボで、ロングホーズソックスを制作。レディスもあり。
飯島朋子 いいじま・ともこ
神奈川県生まれ。2000年に独立し、スタイリスト生活20周年を迎えた。最近は、国内の旅に夢中。キャンプで焚き火にハマり、YouTubeを見て特訓中。
Photo: Natsumi Kakuto Text: Minori Okajima(MANUSKRIPT)
GINZA2020年12月号掲載