08 Mar 2021
大切なのはスニーカーと靴下の関係|新しいメンズスタイル AtoZ【Sneaker&Socks】

私服でもメンズを愛用しているスタイリストの山本マナさんと飯島朋子さん、そして、男性ならではの視点で女性をスタイリングする服部昌孝さんという個性あふれる3名にインタビュー。それぞれの話をベースに、ギンザの新しい偏愛的スタイルを考察し、AからZまでまとめてみました。今回は「S」を紹介。#新しいメンズスタイル
【大切なのはスニーカーと靴下の関係】
Sneaker & Socks
取り入れやすいといえば、やっぱりスニーカー。シルエットやソールの厚み、ハイ or ローカットかどうかで印象はガラッと変わるから、シューズと靴下とのベストバランスを考えておこう。3人のスタイリングや自身の着こなしは参考になるポイントがたくさん。
山本マナさん
「定番のスニーカーはメンズ基準でデザインされていて、レディスだとノーズがちょっと細くなる。なので少し大きめなメンズの25、26cmをはいています。色鮮やかなシアーなカラーソックスやタイツを合わせて可愛く。無地でカラフルな靴下は〈キワンダ〉で買っています。リブのスニーカーソックスも好きです」*すべて本人私物
服部昌孝さん
「ドレッシーなロングホーズソックスは自分でもはくし、スタイリングでもよく使います。〈コンバース〉のオールスターと一緒に合わせると可愛いと思う。ハイカットの方がおなじみだと思うけれど、僕の好みは断然ローカット。膝上丈のスカートでカジュアルに見せても、バランスよく決まるんじゃないかな」
飯島朋子さん
「最近〈ナイキ〉を選ぶ頻度が高くなりました。よく履くのが〈エアマックス〉シリーズで、次はスリッポンスニーカーを重めのコートにカッコよく合わせてみたいですね。きれいめなボトムは、裾をロールアップしてラインソックスでハズしを。〈ヌーングーンズ〉と〈オッシュマンズ〉で買った靴下がお気に入りです」*すべて本人私物
山本マナ やまもと・まな
北海道生まれ。本誌をはじめ、さまざまな雑誌や広告、ブランドのカタログを中心に活躍中。オンラインギャラリー「SNÖ」をオープン。
服部昌孝 はっとり・まさたか
静岡県生まれ。2012年に独立。〈シックストックス〉とコラボで、ロングホーズソックスを制作。
飯島朋子 いいじま・ともこ
神奈川県生まれ。2000年に独立し、スタイリスト生活20周年を迎えた。最近は、国内の旅に夢中。キャンプで焚き火にハマり、YouTubeを見て特訓中。
Photo: Natsumi Kakuto Text: Minori Okajima(MANUSKRIPT)
GINZA2020年12月号掲載