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旅気分に浸れるドレスとブラウス。NY発〈マーレット〉から5周年記念アイテムが登場

旅気分に浸れるドレスとブラウス。NY発〈マーレット〉から5周年記念アイテムが登場

「コットンだけの旅のコレクションを作りたい」という思いから、NY・ブルックリンで誕生したブランド〈マーレット/Merlette〉。2022年、ブランド創立から5周年を迎えた。世界が変わり続ける中で、〈マーレット〉にとって変わったこと、変わらないことは? デザイナー マリーナ・コートバゥイ(Marina Cortbawi)に聞く。


──ブランド名 〈マーレット〉の由来は?

神話に登場する“マートレット”という黒い鳥です。“いつも旅をしているから”という理由で足が描かれていないんですが、欧米では家紋にもよく使われているモチーフなんです。世界中を旅する女性に向けたワードローブを提案したいという考えから、旅好きの鳥にちなんだ名前を選んだのです。

── マーレットを3つの言葉で表すなら?

「思慮深い」「タイムレス」「パーソナル」でしょうか。環境に負荷の少ない素材選びはもちろん、トレンドを追うのではなく、愛着を持って長く着てもらえる服を作るよう心がけています。あとは、手刺繍などぬくもりを感じるディテールも大事にしたり。

マリーナ・コートバゥイ氏

── マリーナさんは、マーレット設立前は〈キャロリーナ ヘレラ〉と〈オスカー デ ラ レンタ〉で働いていたそうですね。

デザインチームではなくセールス&マーケティング部門で働いていたのですが、そこで得たビジネス面での経験や知識は、自分のブランドを設立する上で大きな助けになりました。〈キャロリーナ ヘレラ〉も〈オスカー デ ラ レンタ〉も、ニューヨークでも数少ない、インハウスアトリエを抱えるメゾンなんです。針子からパタンナー、デザイナーまでが同じ空間にいるので、生産工程を間近で学ぶことができたんです。

あと、顧客の女性たちからインスピレーションを得ることも多くて。彼女たちは本当によく旅をするんですよ。デザイナーズブランドを日常的に愛用する彼女たちと関わる中で、「ラグジュアリーなイヴニングドレスを着るような女性も満足する、旅にもぴったりな自然素材のデイドレスって意外とないのかも」と感じたのが、マーレット立ち上げのきっかけでもあるんです。

── この2年間は自由に旅することができなくなりましたが、変わったことは?

もちろんたくさんありました。個人的な話で言うと、ロックダウンに入ってすぐの頃は、早朝からお菓子作りばかりしていました(笑)。以前は年に2回はインド、1回は日本に出張していましたが、それが全てなくなり、故郷のオーストラリアにも帰れなくなって。人生から“旅”が抜けてしまいましたが、同時に近所を再発見する良い機会にもなりました。それまでは海外に行ってばかりで、自分の住むニューヨークをよく知らなかったな、と。

仕事の面では、幸いニューヨークにはヴィンテージショップや美術館も多いので、そういった場所に足を運んでリフレッシュして、アイデアを得ることができました。各国で外出制限などが行われていた時期に、アムステルダム国立美術館が所蔵作品をオンラインで無料公開していたのですが、そういったパンデミックならではのオンラインリサーチからインスピレーションを得ることもありましたね。

あと、マーレットのドレスは旅に限らず、家での時間にもぴったりだという発見も(笑)。 家で気軽に洗える素材なので、外でのクリーニングが億劫だという方々の購入が増えたのも予想外でした!

──  2022年、ブランド設立から5周年を迎えます。記念して発売されるカプセルコレクションは、ドレス2型とブラウス1型がそろいます。

ベストセラーの3アイテムをピックアップしました。それぞれ、カラーは飽きが来ないネイビーとホワイトの2色展開です。 5周年記念ということで、せっかくなら皆さんに愛されているデザインを特別仕様にできたらと、特別な刺繍を入れています。

──  3アイテム全てに花の刺繍が入っているんですね。

生地と同系色の糸を使っているので、さりげないけど刺繍のテクスチャーが楽しめるデザインに。花だからといってフェミニンになりすぎるのは好みではないので、抽象的だったり、幾何学的な花モチーフにしています。デザインチームでは「お花っぽくない花柄がいいよね」とよく話しているんですが、アンスリウムのようなユニークな見た目の花だったり、画家のエルズワース・ケリーの花を題材にした線画などが、〈マーレット〉らしい花のイメージなんです。

──  GINZA読者におすすめのスタイリングは?

実はGINZAが大好きでシドニーに住んでいた頃から読んでいるので、緊張する質問です!今住んでいるニューヨークでも紀伊國屋書店で毎月購入しているんですよ。

GINZA読者にお薦めするならば……シャツドレスの〈MARTEL DRESS〉は、ジーンズの上にはいてもすごく可愛い。今だったら、ワイドレッグやストレートジーンズに、アンクルブーツを合わせるのがいいんじゃないかな。もう少しドレッシーな気分の時は、ワンピースとして一枚で着て、ニーハイブーツと合わせるのがおすすめです。

〈CHELSEA DRESS〉は一枚で様になるアイテムだと思います。私は、スモックブラウスをレイヤーして楽しむのもお気に入りです。ティアードのディテールが入っていたり、ドレス自体がドラマティックなデザインなので、シンプルにレザーサンダルと合わせるのもかわいいですよ。

〈PARAISO BLOUSE〉は、今回の3点の中でも特にロマンティックなアイテム。もちろんデニムとも相性が良いですが、くるぶし丈のティアードスカートと合わせると、エレガントな雰囲気になるんです。肩に余裕を持たせたパターンのこのブラウスはあらゆる体型の人にフィットする作りになっているので、ぜひお店で試着してみて欲しい!

──  最後に、今回のカプセルコレクションのアイテムを着てマリーナさんが行きたい旅先は?

今夏は久しぶりに旅行の予定があるんです!夫の家族が住むスペインのマヨルカとバルセロナに行く予定なので、そこで着られたらいいな。久しぶりの旅なので、とっても楽しみなんですよ。

マリーナ・コートバゥイ

オーストラリア・シドニー生まれ。大学を卒業後、パリとロンドンでファッションのキャリアを積み、2010年にニューヨークへ移住。〈キャロリーナ ヘレラ〉と〈オスカー デ ラ レンタ〉と共に仕事をしながら、ファッションビジネスについて深い知識を得る。仕事でヨーロッパ、アジア、中東などへ旅をするうちに、「コットンだけの旅のコレクションを作りたい」と思いつく。セントラル・セント・マーチンズとロンドンファッション大学でイラストレーションを学び、パターンメイキングを取得。2016年の夏、〈マーレット〉をスタート。

【期間・場所】
4月9日(土)〜4月17日(日) ロンハーマン 六本木 ※ドレス2型先行発売
4月9日(土)〜4月17日(日)RHC ロンハーマン みなとみらい店 ※ドレス2型先行発売
4月13日(水)〜4月26日(火)伊勢丹新宿店 ※ブラウス1型先行発売
4月13日(水)〜4月19日(火)阪急うめだ店 ※ブラウス1型先行発売

【ノベルティについて】
ポップアップストア開催を記念して、期間中に上記店舗(オンラインストアを除く)でマーレットの商品を購入すると、先着順で〈櫻井焙茶研究所〉とコラボしたスペシャルなブレンドティーをプレゼント。すっきりとした緑茶をベースに、レモン果皮、くろもじ、ローズの花弁をブレンドした五感を刺激する華やかな香りが広がる。〈マーレット〉のウェアとともにほっと一息。春の訪れを全身で楽しんでみて。

※4月20日(水)ブランド公式サイトでも販売予定

公式サイト

Text: GINZA

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