不意打ちの梅雨明け。思っていたより早くやってきた本格的な太陽に、夏のワクワクとその後に必ずやってくるはずの寂しさを重ねている。まだ日差しと暑さに慣れていないわたしは、日が落ちて、すこしだけ涼しくなる夕方に出かけよう。7月の夜の街の光は冬よりもずっと身近で、ムンとした空気と仲良くなれば、吸い込まれるように、このままどこへでもいける気がする。
そんな7月をもっと楽しむレディのための、今月のムードボード。
MOOD BOARD FOR JULY不意打ちの梅雨明け。思っていたより早くやってきた本格的な太陽に、夏のワクワクとその後に必ずやってくるはずの寂しさを重ねている。まだ日差しと暑さに慣れていないわたしは、日が落ちて、すこしだけ涼しくなる夕方に出かけよう。7月の夜の街の光は冬よりもずっと身近で、ムンとした空気と仲良くなれば、吸い込まれるように、このままどこへでもいける気がする。
そんな7月をもっと楽しむレディのための、今月のムードボード。
MOOD BOARD FOR JULYどんなに蒸し暑くても、ペラペラのTシャツにスカートじゃ、気分が乗らない時もある。ハリのあるデニム地と美しいカッティングで、真夏でもパリッと。デニムベスト¥44,000(ガブリエラコールガーメンツ|スーパーエーマーケット ☎︎03-3423-8428)
何かとあっさりしがちな夏のファッションにサングラスは欠かせない。どんなデザインでも堂々と振る舞うのがポイントだ。選びたいのは今一番気になる色、ライラック。サングラス¥34,000(アクネ ストゥディオズ|アクネ ストゥディオズ アオヤマ ☎︎03-6418-9923)
ブラジルで最も有名なデザイナー、アレキサンドレ・ヘルコヴィッチが手掛けるア ラ ギャルソンヌ。高気圧の等圧線を思わせる、モダンでスポーティーなスカート。¥28,000(ア ラ ギャルソンヌ|ジャーナル スタンダード 表参道店 ☎︎03-6418-7958)
ポップなドットと、シアーなメッシュ素材のセクシーさが絶妙のバランス。さらにレースアップでクラシカルに引き締めて。素足に水玉をまとったような美しさ。ブーティ ¥110,000(ローレンス・ディケイド|スーパーエーマーケット ☎︎03-3423-8428)
イグサに竹、ゴザや簾、はたまたパーム・ツリー。木々を通り抜ける風って、なぜあんなに涼しく感じるんだろう。木と木がふれあう音が聞こえてくるような粋なハンドバッグ。¥15,000(グアダループ|RHC ロンハーマン ☎︎045-319-6700)
抹茶色に、マリンなネイビー、夏の色は弾ける原色だけじゃない。体に有害な成分をカットして作られた、ナチュラルなカラーで手元を優しく彩って。ネイル¥2,800(ジェイハンナネイル|ギャルリー・ヴィー丸の内店 ☎︎03-5224-8677)
スポーティーなメッシュ素材がエレガントに変身。涼しく快適な、これぞ真夏のモード服。メタリックなあしらいで、さらに眩しく。トップ¥29,400(ジュリアン ディヴィッド|エドストローム オフィス ☎︎03-6427-5901)
作家・西山芳浩さんが作るガラスは、見ているだけで心地いい。等身大の夏に寄り添うような透明感と、表情豊かなテクスチャーがいつものドリンクを特別なものに変えてくれる。(西山芳浩|ブルーム&ブランチ青山 ☎︎03-6892-2014)
京都・祇園の老舗履物匠「ない藤」が草鞋をリデザインした現代の履き物。ハイブリッドカーのような流線のデザインがフューチャリスティック。サンダル¥27,000(ジョジョ|ブルーム&ブランチ青山 ☎︎03-6892-2014)
やっぱり、暑い時期に頼りたいのがワンピース。ロングなら日差しも防げて上品に着こなせる。腰元の優しいラインのベルトがレディなアクセント。ワンピース¥26,000(ピルグリム サーフ+サプライ ☎︎03-5459-1690)
モデル着用分:ワンピース¥37,000(サクラ|ユナイテッアローズ 六本木ヒルズ店 ☎︎03-5786-0555)、バングル¥16,000(フォート|ハルミ ショールーム ☎︎03-6433-5395)、ローファー¥24,000(ファビオ ルスコーニ|ジャーナル スタンダード 表参道店 ☎︎03-6418-7958)
写真家。1998年生まれ。2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集「light years -光年-」をTISSUE PAPERSより刊行。雑誌などでも活動の幅を広げる。
masumi-ishida.com