なんだかんだで皆、一年で一番気になる気象情報は梅雨前線の動きだったりするでしょう? 6月は憂うつなだけじゃない。道端の紫陽花は派手さこそないけど、4月の桜のくらいに身近で目に鮮やかだし。雨上がりに路上に貼りついていた熱気と香りが、水蒸気と共にジワジワと空に浮遊する感じが好きだ。解放的な夏を目の前に、一瞬自分に立ち帰る時間をくれるような季節だと思う。
そんな6月をもっと楽しむレディのための、今月のムードボード。
MOOD BOARD FOR JUNEなんだかんだで皆、一年で一番気になる気象情報は梅雨前線の動きだったりするでしょう? 6月は憂うつなだけじゃない。道端の紫陽花は派手さこそないけど、4月の桜のくらいに身近で目に鮮やかだし。雨上がりに路上に貼りついていた熱気と香りが、水蒸気と共にジワジワと空に浮遊する感じが好きだ。解放的な夏を目の前に、一瞬自分に立ち帰る時間をくれるような季節だと思う。
そんな6月をもっと楽しむレディのための、今月のムードボード。
MOOD BOARD FOR JUNEつやつやの質感にベルトがフェミニンなトレンチタイプのレインコート。袖は控え目なスケルトン仕様で、Tシャツやタンクトップとあわせて素肌を透かせば、雨の日も涼しげ。レインコート¥25,800 8月中旬発売予定(RAINS|ワーキングユニットジャパン theunitstore.jp)
レモンイエローとペールグリーン、待ち遠しい夏の色を素肌にこっそり身に付けて。米国産GOTS認証のオーガニックコットンを使用しするエシカルなブランドが日本に上陸。ブラ各¥5,300、ショーツ各¥3,200(以上すべてブルックゼア|エミリーウィーク ☎︎0120-301-457)
こぼれ落ちそうなデザインがまるで雨のよう。カラフルで不ぞろいな天然石が愛らしい。ブレスレット(アパタイト)¥24,000、リング(グリーングロッシュラーガーネット)¥53,000、ピアス(スピネル結晶)¥19,000(bororo|ギャラリー ドゥ ポワソン ☎︎03-5795-0451 )
オシャレの大敵、それは夏の薄着。モードなレディには新たなる夏のアクセサリーが必要だ。白いTシャツに合わせたいつけ襟は、リボンの結び方で様々な表情を楽しめる。日焼けしがちな首の後ろもしっかりとカバー。各¥18,000 (フィーニー ☎︎03-6407-8530)
クラリネット奏者ジョアナ・ケイロスらによる、さまざまな要素を取り込んだ独自の演奏。外の雨音と共鳴する、空気を浄化するような静かな除湿系ミュージック。(Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos 「GESTO」)
雨や風を避けてくれる深張りのフォルムが独特な英国王室御用達のビニール傘。エリザベス女王のように、チャーミングに洋服に合わせたい。¥6,000(フルトン|フルトン アンブレラ オンラインショップ fultonumbrellas.jp)
家で過ごす時間が増えるこの季節には、夏の部屋着を新調したい。クチナシで染めた繊細なブルーに、やさしいコットンの手ざわりは、部屋から出られなくなるような気持ち良さ。スリーピングシャツ¥19,000、スリーピングショートパンツ¥13,000(スキンアウェア)
蒸し暑い日もあれば、風がふく肌寒い日もあるのがこの季節。そんな時は素材で遊ぶ事だってできちゃう。夏にピンクのベロアを身に付けるなんて、なんだか特別。ボディスーツ¥17,550(ベースレンジ|ベースレンジ ジャパン ☎︎03-3406-3993)
ミシン目をちぎって使用する紙のお香。フレグランスミストやディフューザー、香るものは数あれど、湿気た時期には火で感じる香りがいい。心穏やかになるエキゾチックな香り。¥600(パピエダルメニイ|レイバー・アンド・ウエイト・トウキョウ ☎︎03-6804-6448)
ここ最近バリエーションをみせるレインシューズは、マニッシュなペニーローファータイプを。グロス仕上げの天然ラバーのツヤが、コーディネートをかっちりと纏めてくれる。¥15,000(ハンター|ハンタージャパン カスタマーサービス ☎︎0120-563-567)
写真家。1998年生まれ。2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集「light years -光年-」をTISSUE PAPERSより刊行。雑誌などでも活動の幅を広げる。
masumi-ishida.com