ファッションにおいて大切なこと。それはT・P・Oです。Time(時)、Place(場所)、Occasion, Opportunity(場合)に合わせて服装を選ぶこと。
スタイリスト仲子ちゃんが、妄想シチュエーションに合わせてTPOと闘いながらコーディネートを指南。今回は「今日は私が主役。自分の誕生日会スタイル」です。
マイ・バースデー・スタイル
she’s wanna-be the queen for the day.
ワンピース¥49,000(マーレッタ|ジャーナル スタンダード 表参道)、シューズ¥37,000(オペラ|エディット フォー ルル)、ソックス¥3,200(マルコモンド|マルコモンド)、バッグ¥45,000(メアリ オル ターナ|ブランドニュース)
ギンザ(以下ギ)「ハッピーバースデー・トゥ・ミー、ハッピーバースデー・トゥ・ミー」
仲子(以下仲)「暗っ。部屋の隅でなんかしてると思ったら、ロウソク立てて黒魔術ですか?」
ギ「メイク・ア・ウィッシュのキャンドルですよ」
仲「あれ? ギン子ちゃん、今日お誕生日なんですか? おめでとうございます。なんかプレゼントしなきゃ」
ギ「そうなんです。そうやって他人様に気を使わせないように、ひっそり自分でバースデーケーキ用意したんですけど、誰にも気づいてもらえなくて。オヨヨヨヨヨ(泣)」
仲「それは残念でしたね。でももっとハッピーオーラをアピールしないとダメですよ!そこで、今日オススメするコーディネートはズバリ、マイ・バースデー・ガールです!」
ギ「占い雑誌ですか。あれ、なんだろう、シルエットも色も多幸感……。そしてメリハリのきいたパンチあるスタイリング、強さ、、、ううん、猛虎感」
バースデーガールはお財布いらず!バッグも小さくてOKなのです。
仲「せっかくの誕生日。目立ってナンボですよ。好感度よりも女王感を出していきましょう。お誕生日だけは何をしたっていいんです(犯罪はダメ)。翌日から低姿勢に戻って一年間、息を潜めて生きていきましょう!」
ギ「仲子ちゃん、どうして小物は黒なの?」
フラットシューズにメンズライクな靴下。相反するものは同系色で馴染ませて。
仲「ワンピースはとってもラブリーなデザイン。そのままのイメージでいくもよしですが、私のおすすめはメンズライクを取り入れて可愛くなりすぎの回避です」
ギ「なるほどね。ありがとう仲子ちゃん、元気出てきたよ」
仲「本日もお買い上げ、誠にありがとうございます!」
【お問い合わせ】エディット フォー ルル(ベイクルーズ カスタマーサポート) 0120-301-457/ジャーナル スタンダード 表参道 03-6418-7958/ブランドニュース 03-3797-3673/マルコモンド 03-6805-0812
スタイリスト 仲子菜穂
Nao Nakako
漫画とお酒をこよなく愛するスタイリスト。トラッドやワークといったメンズ由来の着こなしに、モードなエッセンスを効かせたスタリングに定評がある。ときにインテリアやプロップを手がけることも。