【スタイリスト仲子ちゃんの妄想T・P・O】お祝いの心をコーディネートで体現、さよなら大好きな人。大人のためのドレススタイル

【スタイリスト仲子ちゃんの妄想T・P・O】お祝いの心をコーディネートで体現、さよなら大好きな人。大人のためのドレススタイル

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ファッションにおいて大切なこと。それはT・P・Oです。誰です? Tシャツ、パンツ、オールインワンとか言ってるの!T・P・Oとは、time(時)、place(場所)、occasion, opportunity(場合)に合わせて、服装を選ぶこと。最近ではさらにもひとつP(person:人)も加えて、同行する人に配慮した服装も重視されてるわよね。
というわけで、スタイリスト仲子ちゃんが妄想シチュエーションに合わせて、TPOコーディネートを指南するわ。参考になさって♡今回は「大人のためのドレススタイル」がテーマです。

大人のためのドレススタイル

she’s wanna-be stylish mom.

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ドレス¥55,000(ロキト|アルピニスム)、パンプス(ヒール8.1cm)¥28,000(G.V.G.V.|k3 OFFICE)

ギンザ(以下ギ)「シクシク、シクシク。」

仲子(以下仲)「ギン子ちゃん、どうしたの? なぜ泣いているの?」

「合コンで知り合って、歌舞伎座デートして、ご近所飲みしてた彼から、結婚パーティの案内状が届いたの。」

「なんですって。そんなの行く必要ありません!」

「でも、好きな人の門出ですもの、心から祝福したいのよ。」

「じ~ん。感動。じゃあとっておきのコーディネートを披露します。名付けて『私は誰よりもあなたを祝福します』です。」

「ぐすん。キレイ。真紅の薔薇のよう。」

「その通り! 結婚式を合コンの場と捉える人もいらっしゃいますが、純粋に祝福を目的とするならば、薔薇の花を思わせるエレガントなドレスがいちばんです。パーティードレスってノースリーブが多いけど、二の腕問題が出るじゃないですか。太いから隠したい。隠したいから羽衣かぶせる、という負のスパイラルが発生します。だから初めから羽衣を必要としない袖のあるものを選ぶのです。」

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ジャケットのような袖口もポイント。可愛さと格好よさがミックスされている、大人のためのドレス。

「そこに腕を細くするという選択肢はないのね。」

仲「ありません(キッパリ)。危険な賭けはしないタイプです。髪の長い人はあえてシンプルな一本ポニーで、アクセサリーも控えめに。その代わりに、主張のある靴でお祝いムードを盛りたてます。」

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「これは、なかなか、鋭い、光。」

「ドレスに負けない、キラッと感でバランスよく仕上げましょう。ところでギン子ちゃん、本当に大丈夫? 諦められる?」

「うん。でもせめて一度でいいから、二人きりでお出かけとかしたかったなぁ(歌舞伎座も居酒屋も、綺麗な女の人がいつも一緒だったし…)。」

「あーね。」

 

スタイリスト 仲子菜穂
Nao Nakako

漫画とお酒をこよなく愛するスタイリスト。トラッドやワークといったメンズ由来の着こなしに、モードなエッセンスを効かせたスタリングに定評がある。ときにインテリアやプロップを手がけることも。

Text:Harumi Hino
Styling:Nao Nakako
Photographer:kimyongduck