01 May 2018
仲子ちゃんの妄想TPO 無性にL.A.に行きたいガール

ファッションにおいて大切なこと。それはT・P・Oです。Time(時)、Place(場所)、Occasion, Opportunity(場合)に合わせて服装を選ぶこと。
スタイリスト仲子ちゃんが妄想シチュエーションに合わせてTPOと闘いながらコーディネートを指南。ここ数ヶ月、「エルエーエルエーエルエー」と唱え続ける仲子ちゃんが、(気持ちだけ)L.A.に行きました。どんなカッコ?
無性にL.A.に行きたいガール
she’s wanna-be the L.A. girl.
Gジャン ¥23,000(RHC|RHC ロンハーマン)/ワンピース ¥37,000(フィーニー|フィーニー)/パンツ ¥52,000(モズモズ)、サンダル ¥10,000(ティーキーズ|ともにロンハーマン)/バッグ ¥8,000(ズー|ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店)
仲子(以下仲)「どうしても暖かいところに行きたくて……」
ギンザ(以下ギ)「だからL.A.なんですね。L.A.スタイルといえば?」
仲「古着ライクなヴィンテージ感漂うハッピーなスタイルにしたかったんですけど……」
ギ「ええ」
仲「ワンピースとニットパンツのレイヤードなんですけどね、ワンピースは腰までスリットが入っている、ニットパンツはスケスケ、お互い単独では難しいアイテムをレイヤードしたんです。お互いがお互いを助け合うイメージで……」
ギ「なるほど。でもなんだろう。コレジャナイ感イナメナイ」
仲「流石っ! 鋭いっ! 実は、このコーディネートを組む前に映画『リメンバー・ミー』を観ましてね」
ギ「メキシコに引っ張られたんですね」
仲「そうなんです。ロスからサンディエゴまで一気に南下して、気づいたらメキシコに来てました」
ギ「でもほら、デニムジャケットとかL.A.っぽいし」
デニムジャケットならず、ジップアップタイプのデニムブルゾン。おじさんっぽさが小洒落感を演出。
着こなしの仕上げはヴィンテージ感漂うアクセサリーバッグで。
仲「着こなしの仕上げはヴィンテージ感漂うアクセサリーバッグで。L.A.スタイル改め、アメリカ大陸西海岸スタイルってことでお願いします」
【お問い合わせ】RHC ロンハーマン 045-319-6700/ フィーニー 03-6407-8503/ロンハーマン 03-3402-6839/ ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店03-6438-0401
スタイリスト 仲子菜穂
Nao Nakako
漫画とお酒をこよなく愛するスタイリスト。トラッドやワークといったメンズ由来の着こなしに、モードなエッセンスを効かせたスタリングに定評がある。ときにインテリアやプロップを手がけることも。
Text:Harumi Hino Styling:Nao Nakako Photo:kimyongduck Model:Amy Hair&Make-up:Aya Murakami