あの映画のヒロインになりたい!『アメリ』

あの映画のヒロインになりたい!『アメリ』

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映画のヒロインが魅力的な理由ってなんだと思う?少なからずとも、ファッションは絶対に関係あるハズ!だって彼女たちの着こなしには、作品の世界観が詰め込まれているのですもの。

映画鑑賞はもっぱら自宅ののんびりタイム派、だけどお洒落でかわいい女の子が登場する映画チェックに余念のないスタイリスト早川さんによる、妄想シネマコーディネート企画。

第3作目は、2000年代ミニシアター系映画の金字塔『アメリ』。ファッションはもちろん、インテリアも登場人物もとにかくキュート。見た目も中身も個性的なヒロインになりきって、クレームブリュレをスプーンで叩いて割って、食べちゃって!

Amélie

子供の頃から空想好きだったアメリの生きがいは、“周りの誰かを今より少しだけ幸せにすること”。ある時、不思議な青年ニノに恋をするが…。パリのモンマルトルを舞台に、一風変わったパリの下町娘の恋と日常を描いた、キュートでハッピーなガーリー・ムービー。

「お洒落映画で個性的なファッションのイメージが強かったけど、改めて服に注目してみると、タイトなシルエットだったり女っぽい着こなしが、案外多いんですよね。あのキャラクターで服までアクが強いとやばいから、このくらいがちょうどいいのかもしれません。MIXスタイルの基本ですね!」

出演|オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツほか
監督|ジャン=ピエール・ジュネ
2001年製作/フランス/129分
販売元|パンド

デコルテ見せ×おかっぱのバランス

アメリ 映画 ヒロイン左:水玉ブラウス¥11,000(レイ ビームス|ビームス ウィメン 渋谷)右;グリーンニット¥22,000(カレンテージ|ブランドニュース)

ブラウスやニット、ワンピース……様々なファッションを披露するアメリだけど、共通のポイントは開いた襟元。「アメリが着てるどのトップスもデコルテが印象的だったけど、今年らしくチョイスするなら、袖に特徴があるデザインを。アメリはこれにタイトなスカートを合わせて女性らしく仕上げていたけど、トータルで見ると、セクシーというよりもキュート。あの、短めのパッツンボブが、いい感じに中和してるんですよね」

ガーリーときどきオヤジ

アメリ 映画 ヒロインスカート¥39,000(リト|ザ・ウォール ショールーム)花柄ジャケット¥64,000(エアロン|コロネット)

ハズし上手のアメリは、思いっきり女らしい着こなしをベースにメンズっぽいアイテムを投入するのがお約束。「小花柄のジャケットは、スウェーデンのブランドで、春物だけど薄手のゴワッとしたコーデュロイ生地が特徴。マーメイドラインのスカートをよく穿いてたけど、真似するなら今年っぽくラップスカートにチェンジ! とろみのある質感と裾のレースの切り替えで、女っぷり全開なんだけど、野暮ったげな形のジャケットを合わせたアンバランスさがミソ」

思い切り裾を揺らして石切りを

アメリ 映画 ヒロインニットワンピース¥120,000(マディソンブルー)

しょんぼりと川で石切りをするシーンのアメリのファッションをイメージ。「この場面は本当に一瞬で、レザージャケットを羽織ってて、やたら石切りが上手ということが分かるだけなんですけど(笑)。きっとジャケットの下はこういうワンピースなんじゃないか、っていう妄想。ニットワンピってお腹がぽこっと目立ちがちだけど、このワンピースは、ハイウエストからサーキュラーになったシルエットで、着になる部分を目立たせないグッドデザイン」

ベッドの上ではランジェリー

アメリ 映画 ヒロイン左:キャミソール¥7,900、ショーツ¥3,900(共にキッド ブルー)右:ボディースーツ¥9,259(インティミッシミ|H3Oファッションビュロー)

ベッドであれこれと計画を思い浮かべたり、眠りに就く時には、下着一枚のコケティッシュな姿を披露。「個人的に、フランス映画のちょっと古風な女の子は、ベッドではランジェリー姿というイメージがあって。アメリは変わった子だけど、根本的には古風なタイプだと思うんです。実際、劇中でもランジェリーでベッドにいたし……、ということもあって、クラシカルなデザインをセレクト。ちなみに奔放な女の子は、裸で寝ちゃうと思います(笑)」

お洒落と実用を兼ねた、行動派の足元

アメリ 映画 ヒロインシューズ ソール3cm¥22,680(ドクターマーチン|ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)

あまり靴がクローズアップされることがなかったけれど、マニッシュな靴を履いてると予想。「ごくたまーに、ちらりと映る足元は、ショート丈の黒いソックスに黒いマーチンぽい靴を合わせてる。女っぽい色やアイテムの多いアメリファッションのハズし役として、まさに適任。パリのあちこちへと、たくさん歩き回る役どころを考えても、ヒールよりもフラットな靴がちょうどいいんだと思います」

お問い合わせ:ビームス ウィメン 渋谷03-3780-5501/ブランドニュース03-3797-3673/ザ・ウォール ショールーム03-5774-4001/コロネット03-5216-6516/マディソンブルー03-6434-9133/キッド ブルー03-3461-7747/H3Oファッションビュロー03-6712-6180/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン03-5428-4981


スタイリスト 早川すみれ
Sumire Hayakawa
ファッションもそうだけど、『アメリ』の世界観は赤と緑のイメージ。彩度のバランスが絶妙で、イタリアではなくちゃんとフランスって雰囲気が出てるし、クリスマスっぽくなっていないのはさすが!
Text:Eri Nishimura Styling:Sumire Hayakawa Photographer:kimyongduck 

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