あの映画のヒロインになりたい!『セリーヌとジュリーは舟でゆく』

あの映画のヒロインになりたい!『セリーヌとジュリーは舟でゆく』

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映画のヒロインが魅力的な理由ってなんだと思う?少なからずとも、ファッションは絶対に関係あるハズ!だって彼女たちの着こなしには、作品の世界観が詰め込まれているのですもの。

映画鑑賞はもっぱら自宅ののんびりタイム派、だけどお洒落でかわいい女の子が登場する映画チェックに余念のないスタイリスト早川さんによる、妄想シネマコーディネート企画。

第6作目は、夢と現実を自由に行き来する冒険ファンタジー。『不思議の国のアリス』がら着想を得たという3時間越えの長編不条理コメディ……と聞くと、なんだか小難しい印象だけど、警戒で可愛い内容に引き込まれてしまう、知る人ぞ知る名作。2人のヒロインのうち、今回の妄想ターゲットはストレートヘアのセリーヌ!

Celine and Julie Go Boating

セリーヌとジュリーは舟でゆく

パリの公園で魔術の本を読んでいたジュリーは、ふとしたきっかけでセリーヌと出会い、共同生活が始まる。ある日、郊外の屋敷に惹かれた2人は、そこで少女が毒殺される物語を幻視するようになる。結末を変えて少女を助け出そうとするが……。

「もう一人の主人公・ブロンドのカーリーヘアのジュリーもセリーヌとはまた違ったお洒落さんで、上品なファッションがステキ! どちらの服を妄想しようか悩んで、今回は二面性が面白いセリーヌにフォーカスしました。普段はデニムとかのベーシックなファッションが多いのに、ショーガールとして働いているから、ふいに夜の世界っぽいギラッとしたアイテムを合わせてたり。ちぐはぐさの演出が、いい感じのMIX感になってます」

出演|ジャン・マリ・セニア、ジュリエット・ベルトほか
監督|ジャック・リヴェット
1974年製作/フランス/186分
販売元|日本コロムビア

大人なジャンパースカートの着こなし

セリーヌとジュリーは舟でゆくヘアバンド¥24,000(ディサヤ|H3Oファッションビュロー)Tシャツ¥17,000(アトリエ デルフィン|スピック&スパン ルミネ新宿店)デニムジャンバースカート¥36,000(スビ|RHC ロンハーマン )サンダル ヒール7.2cm¥23,000(フィビオ ルスコーニ|スピック&スパン ルミネ新宿店)

物語の始まり、ジュリーをセリーヌが追いかけてパリの街を駆けずり回るシーンでのセリーヌのファッション。「ブラウンのワンピースを着ているジュリーに対して、セリーヌが着ていたのはオーバーオール。ちょっとひねりを効かせて、オーバーオールをリメイクしたジャンパースカートでスタイリングしてみました。ヘアバンドもTシャツも同系色でまとめて、子供っぽさを払拭。スニーカーじゃなく、ウェッジサンダルを合わせたのも、カジュアルな中に女らしさを差すポイント」

胸元に瞳をキラリと光らせて

セリーヌとジュリーは舟でゆくシャツ¥38,000(マディソンブルー)キャミニット¥14,000(エリオポール|エリオポール銀座)ブローチ¥5,000(リリエン|アクビ)デニム¥40,000(ケイト|ヴェルメイユ パー イエナ 名古屋店)

ブルーの服をよく着ていたセリーヌ。特に、デニムのパンタロンは日常的にはいていて、このスタイリングはDVDのジャケットにもなっているワンシーンでのコーディネートを、ほぼ完全再現。「パープルのニットキャミにデニムオンデニムしたセリーヌの定番スタイルは、今、リアルに真似しやすいスタイリングだと思います。アクセントになっている瞳のブローチも映画のまんま、真似っこ。淡いトーンのラフな着こなしだから、こういうアクの強い小物がおしゃれ指数を高めてくれます」

ゴージャスな夜の顔に合うスカート

セリーヌとジュリーは舟でゆくスカート¥60,000(クローゼット|H3Oファッションビュロー)

普段はサバサバしたラフなファッションのセリーヌだけど、夜の店で働く顔も持つ。もう一方の彼女らしさを表現。「ショーガールなセリーヌをイメージして、サテン地にラメドットのチュールを重ねたゴージャスなマキシ丈スカートを選んでみました。裾にあしらったボリューミーなフェザーは、冒頭のマラボーを巻いて登場するシーンからインスピレーションを。薄いピンクやベージュのTシャツと合わせて、ワントーンで着てほしい! オフホワイトのTシャツとスニーカーでハズすのもいいな」

ギラッとした小物は夜も昼も

セリーヌとジュリーは舟でゆくストール¥68,000(ラ プレスティック ウィストン|ロンハーマン)グローブ¥45,000(キャリー|H3Oファッションビュロー)バッグ H38×W62×D15cm¥30,000(ローレンスヘラー|スーパー エー マーケット)

夜の店で働いていることもあって、セリーヌはバッグの中に常に仕事用のギラッとしたアイテムを忍ばせている。「普段ラフなのに、小物は派手っていう意外性っていいですよね。セリーヌはいつもデニムのビッグサイズのバッグを持っているんですけど、ここはあえて光沢素材のトートで。こういうストールを巻いたり、パッチワーク風のスカートをはいて、ステージの衣装は自分で工夫してそうなところも好感が持てました。実際につけていた手袋は黒だったけど、セリーヌのイメージで淡い色をチョイス」

お問い合わせ:H3Oファッションビュロー03-6712-6180/スピック&スパン ルミネ新宿店03-5909-7620/RHC ロンハーマン045-319-6700/ロンハーマン 03-3402-6839/マディソンブルー03-6434-9133/エリオポール銀座03-3573-4550/アクビ03-3462-5044/ヴェルメイユ パー イエナ 名古屋店052-259-6324/スーパー エー マーケット03-3423-8428


スタイリスト 早川すみれ
Sumire Hayakawa
365日映画を観ている、映画狂いの親友が太鼓判を押すおしゃれ映画!物語冒頭の不思議の国のアリスを連想させるシーンにはときめいちゃいました。
Text:Eri Nishimura Styling:Sumire Hayakawa Photographer:kimyongduck 

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