GINZA2017年6月号掲載
連載第8回は、クリエイティブなイット・ガールがGINZAに初登場。普段の仕事ではカメラの後ろに立つディレクション側の彼女を被写体に、話題のUKブランドをスタイリング。
GINZA2017年6月号掲載
連載第8回は、クリエイティブなイット・ガールがGINZAに初登場。普段の仕事ではカメラの後ろに立つディレクション側の彼女を被写体に、話題のUKブランドをスタイリング。
Natsumi Ito AGE secret
×
toogood SINCE 2014
トップ (toogood)/リング*本人私物
「コラージュやドローイングのような手仕事を思わせるパッチワークが効いた、さらっと自己表現できる新しい世代にぴったりな服」。スタイリスト飯島さんが用意したのは〈toogood〉のプルオーバー。刺繡の色と合わせた赤いマジックテープで、シンプルな服の袖元に異素材のリズムをプラス。顔周りをハード&ウェットにセットしたヘアで、ただナチュラルなだけじゃない、クールな意思も演出して。「本格的なファッション撮影のモデルは初めてで緊張! 普段はディレクターとして撮る側にいるので、いつもと違う視点で参加できました」(イトウさん)
イット・ガールに3つの質問
Q. 最近何にハマってる?
A. とにかく物を集めるのが好き!
切手、リボン、封筒、パッケージ類、文房具など、収集癖があるんです…! ロンドン発の雑貨店「LABOUR AND WAIT」で購入した芯ホルダーが最近のお気に入り。
Q. 最近よく聴く曲は?
A. The Cinematic Orchestra
の「To Build A Home」。映画音楽のような、イギリス出身のコンポーザーが率いるオーケストラ音楽です。他にも母の影響で、ピアノやヴォーカルのジャズをよく聴きます。
Q. 好きな街は?
A. パリ。東京だと北参道。
パリには2カ月滞在してました。落ち着いた賑わいが心地よい街。北参道は「パピエラボ」で紙ものをチェックして「タスヤード」でカレー。用事が終わると真っ直ぐ帰るタイプ(笑)。
it GIRL: イトウナツミ
アーティスト、デザイナー。主にブランドヴィジュアルのアートディレクションを手がける。近年は写真などのプライベートワークも発表。シックな作風と裏腹に今もかかさず週刊少年ジャンプを読んでいるそう。
Photo: GINZA
it BRAND: toogood
インテリアデザイナーのFayeとEri
ca姉妹により、2014年ロンドンでスタート。インテリアやプロップなどトータルで世界観を提案するプレゼンに注目が集まる。ワークウェアのエッセンスやイギリスの伝統的な素材をつかいつつ、二度三度捻ったデザインにファン急増中のブランド。