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テイストを混ぜ合わせる〈ディガウェル〉、自由な制作スタイルの〈ティー〉etc. 厳選ニュートラルブランド vol.6

テイストを混ぜ合わせる〈ディガウェル〉、自由な制作スタイルの〈ティー〉etc. 厳選ニュートラルブランド vol.6

男女がお互いのコレクションを自由に選べる雰囲気、そもそもユニセックス、女性にしっくりくるメンズブランド。そんなニュートラルな持ち味の服が気になりまくり。日常に溶け込むさりげなさでいて、服オタクが唸る24の注目株を連載で一挙紹介。20-21AWからピックアップしたのはすべてメンズ服。試す価値あり! #厳選ニュートラルブランド24


 

DIGAWEL

トレンドは読む
マジメで真っ当な気分屋

トレンドを読みながら、そこに本や音楽など隣接するカルチャーから受けた刺激をプラスして、複数のテイストを混ぜ合わせたものづくりをチームで行う〈ディガウェル〉。2006年にウォレットなどの革小物やシャツからスタートし、現在は、メンズを中心としながら同デザインでウィメンズも展開。ときには一貫性がない「気分」にも素直でいるスタンスは服にも表れてくる。キャッチーな色使いや、既視感のあるものに、ちょっとズレた遊び心のあるディテールを加えるのが持ち味だ。最近では、コラボレーションなどから生まれるクリエイションも積極的に行う。

 

PURPLE THINGS

メンズカルチャー発
抜け感カジュアル

ディレクター兼デザイナーは菊乃。アメリカに住んでいる時には当たり前だったオーバーサイズの服が日本では見つからなかったことから、グラフィックを効かせたTシャツやスウェットをつくり始めたのがローンチのきっかけ。もともとヒップホップやスケートなど、メンズ中心のカルチャーや男性の着こなしの方が共感できると、ユニセックスではなく「自分の視点でつくるメンズ」と狙いを定めて企画し始めたら、かなりしっくり。着ていて心地よく、ラインがきれいに見えるので、かえって女性からの評判も高い。

 

TTT MSW

よりダイレクトに
ボーダーレス時代へ

服飾学校在学中の夏休みに、自分が着たくて作ったジャケットが友人に好評だったのが、〈ティー〉を始めるきっかけだと語るデザイナーの玉田翔太。当初からジェンダーレス、ボーダーレス、ジャンルレスを掲げていて、ルックに登場するモデルも、シーズンごとのムードに沿うなら男女にこだわらずに決めている。モードやストリートの垣根もなく、自分の生活の中での発見も織り交ぜながらコレクションを変化させ続けてきたが、今は、よりマイペースなものづくりへと気持ちがシフトしつつある。着てくれる人にダイレクトに服を届けるシステム作りなど、さらに枠を取っ払った自由な制作スタイルを追求するとか。新しい風を感じる。

 

SANSE SANSE

普通なのに他とは違う
スタイルのある日常着

スタイリストの梶雄太がディレクションするユニセックスブランドとして2020年春夏デビュー。〈サンセ サンセ〉が目指すのは“記号のない服”。シャツ、パーカ、デニム、ベースボールTといったカジュアルはパッと見には作為を感じさせない。ところが、ちょっとした襟のあき具合、身幅と丈のバランス、色、ストレスなく着られる素材、すべてが心地よくハマる。一歩間違えば野暮ったくなりがちなリラックスしたムードを、ちょうど目利きが古着で見つけたかのようなハイセンスに仕上げているのはさすが。シーズンごとにコレクションを切り替えるのではなく、気に入ったアイテムはいつでも買い足せるよう定番として展開し着想の背景にちなんだ通称で覚えられるのもいい。すべて国産。

 

Photo: Kaori Ouchi Text&Edit: Yoshikatsu Yamato

GINZA2020年12月号掲載

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