29 Jun 2019
シースルーからPVCまで。定番をアップデートする新素材アイテム

時代とともにファッションは変化する。おしゃれのスタンダード=基準だって変わっていく。今年の定番は一体なんだろう?
モード識者が集まる委員会と一緒に考えました。
1.重ねてもポイント使いでもシースルーがそこかしこに
「チュール、シースルーは完全にスタンダードになりました」(エディター大平)。Tシャツの下に着てみたり、小物でアクセントにしてみたり…もう透けることへの照れはない。使い方次第で広がる可能性に夢中です!
上から チュールで覆われたキャップ ¥18,000(ハウス オブ ラファイエット | ジャーナル スタンダード 表参道)
元バレエダンサーによる繊細なチュールのシャツ ¥48,000(チカ キサダ)
夏にガシガシ使いたい。カラフルシースルーバッグ H37×W38.2×D10.5cm ¥7,000(ロペ)
2.なんでも編んでしまおう! フィッシュネット族
粗く編んだフィッシュネットが多発中。素材問わず編み編み。夏に風通しいいのが受けたのか? 「とにかくメッシュ。靴もバッグもお洋服でも、どれもスポーティな印象には持っていかないのが新しい」(スタイリスト榊原)
上から時計回り なんと紙の糸でできた、大容量のメッシュバッグ H32×W36cm ¥18,000(アエタ | アルファPR)
レザーを編んだシューズ ヒール0.5cm ¥49,000(フォルテ フォルテ | コロネット)
一枚でも、タイツと重ねても。ソックス ¥500(靴下屋 | タビオ)
3.トキメキのキラキラスパークルで おしゃれ偏差値を10上げる
派手好きでなくとも、手軽におめかしできるヒカリモノには目がありません! 「ゆるっとした服、古着などを着ているときに、キラキラアイテムが何かとお役立ち。ひとつ取り入れて、引き締めます」(エディター内田)
左上から時計回り
注目のシドニーブランドによるレジン製バッグ H13.5×W17.5×D5cm ¥36,000(レスピロ ストゥディオ | フィルグ ショールーム)
スパンコールがモリモリのつけ襟 ¥31,000(ヌメロ ヴェントゥーノ | イザ)
ラインストーンのサンダル ヒール1cm ¥7,000(アダム エ ロペ)
4.もう“ビニール”とは呼びません!? PVC素材が浸透
すっかり定番顔の、この季節行く先々で遭遇する素材といえば…。「PVCの涼し気なシューズは多いですね」(スタイリスト木村)。「気づいたら、もう誰もビニール素材とは言わなくなった(笑)!」(エディター石井)
左から時計回り ジェリーサンダル ヒール3cm ¥14,000(シーバイクロエ | クロエ カスタマーリレーションズ)
B6サイズのバッグ H14.5×W19×D6.5cm ¥7,800(ナナナナ | ミッド タウン プロジェクト)
PVCにフリンジ付き。ベルト ¥17,000(ポンティ | ハルミ ショールーム)
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Photo: Tatsunari Kawazu (S-14) Styling: Yuka Sakakibara Text: GINZA
GINZA2019年6月号掲載