新しい季節の訪れはもうすぐ。さあ、どんな装いで春を迎える?春夏ファッションキャンペーンがスタートしたばかりの「渋谷PARCO」。思わず胸がときめいてしまう、フレッシュなアイテムが勢揃い!ということで、今回は3人のおしゃれさんが、渋谷PARCO 2Fで出合える新作をハント。それぞれのリアルなコメントと共に、チャーミングな着こなしのヒントを探そう。
MM6 Maison Margiela

目が覚めるような水色に、さわやかなインディゴブルー。〈エムエム6 メゾン マルジェラ〉には軽やかな寒色系のアイテムが多く登場。ほかのカラーと組み合わせてもクラッシュしにくい落ち着いた色味ながら、エスプリの効いたデザイン。普段の装いを上品にランクアップしてくれそう。
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森上摂子|スタイリスト
Instagram @setsuko_morigami

GINZAやPOPEYEなど主に雑誌やウェブで活動中。遊び心とリラックス感のあるスタイルが魅力。
日本の折り紙から着想を得たアイコニックな「ジャパニーズ」バッグに、新色としてライトブルーが登場。「これまではハンドル部分が黒だったけど、今回は持ち手の部分まで丸ごとワントーン。淡いカラーでさりげないのに、存在感があって素敵です」(森上さん)バッグ H55×W50×D2cm ¥88,000 (エムエム6 メゾン マルジェラ|エムエム6 メゾン マルジェラ 渋谷パルコ 03-6809-0020)
2年ほど前からブランドのアウターを着用している森上さん。店舗を訪れて一目惚れしたのは、さらっと羽織れるデニムのロングコート。「胸元のウェルトポケットから密かに紐が垂れ下がっている!ゆったりしたシルエットも相まって、動いたときに2倍かわいくなるデザインですね」コート ¥155,100(エムエム6 メゾン マルジェラ)
ブルーやグレーなどのペールトーンで統一された、春らしいストライプシャツ。「手首に向かって太くなる袖のボリューム感がいいですね。ショート丈だから意外とコンパクトに着られるし、何にでも合わせやすいと思います」(森上さん)シャツ ¥77,000(エムエム6 メゾン マルジェラ)
レッグを大胆に折り返したようなデニムパンツ。「股上も深めだし、ストレートのラインが脚を長く見せてくれるはず。ほどよい厚みの生地も、履き心地ヨシ」(森上さん)デニムパンツ ¥60,500(エムエム6 メゾン マルジェラ)
ISABEL MARANT

〈イザベル マラン エトワール〉の今季のテーマは、“スプリング フェスティバル”。繊細なフラワープリントや差し色のラベンダーが、スタイリングを華やかに彩ってくれる。ブランドのDNAでもあるボヘミアンテイストやスポーティな雰囲気も、重要なアクセントに。
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在原みゆ紀|モデル
Instagram @ariharamiyuki

雑誌や広告を中心にモデル活動を行いながら、ヴィンテージTシャツへの愛を込めた写真集「私のTシャツロマン」(2019)を制作するなど、クリエイティブな一面も。
ブランドのトラディショナルな雰囲気が大好きだという在原さん。「シャカシャカ素材でこんなにエレガントなトラックスーツは見たことない!まだ少し肌寒い春先に、さっとひっかけてお出かけしたいです」ブルゾン ¥93,000 (イザベル マラン エトワール|ポップアップ パルコ渋谷 070-1277-7450)
フラッシュロゴがキュートなスウェット。「色合いも最高。どんなボトムスを合わせようかワクワクしちゃう。古着との相性もいい気がします」(在原さん)スウェットトップ ¥56,000 (イザベル マラン エトワール)
2023年春夏のランウェイで初登場した、半月型フォルムの「オスカン ムーンバッグ」。調節可能なレザーストラップ付き。「可憐かつカジュアルで、どんなシーンでもバッチリ決まりそう。サイズ感も間違いなし。なんだかんだ毎日使っちゃうのは、こういうバッグですよね。欲しい!」(在原さん)バッグ H18×W28.5×D9cm ¥112,000 (イザベル マラン)
ワンピースはさらりとした手触りで、透け感のあるコットンボイル地。「実はこのワンピースシリーズの大ファン。素敵でいつも買ってしてしまう…。今シーズンもさすが。配色も花柄も、何から何まで可愛いです。たまらない…」(在原さん)ワンピース ¥90,000 (イザベル マラン エトワール)
*ポップアップストアでは〈イザベル マラン〉〈イザベル マラン エトワール〉〈イザベル マラン オム〉の3ラインをラインナップ。
UNDERCOVER NOISE LAB

いつもの装いに、モード感とコンセプチュアルな要素をプラス。〈アンダーカバー〉からは、ベーシックな中に個性や“棘”が光るアイテムを発見。エッジの効いたウィメンズコレクションはもちろん、ポップなルックスのメンズラインも取り入れたい。
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xiangyu|アーティスト
Instagram@xiangyu_dayo
2018年にライヴ活動を開始し、以降南アフリカのハウスミュージック・Gqomを取り入れた楽曲などを発表。アート、ファッション、映画などの分野にも携わる。
学生時代から〈アンダーカバー〉が憧れだというxiangyuさんは、刃物で切り裂いたようなスラッシュが特徴的なMA-1に注目。「切れ目から肌見せできるのがセクシーだけど、後ろで結んでいるリボンはキュート。背中が大きく開いているデザインなので、思い切ってブラトップとボロボロのダメージジーンズを合わせて、クールに着こなしてみたいです」ジャケット ¥79,200 (アンダーカバー|アンダーカバーノイズラボ 渋谷パルコ 03-5422-3585)
春先の肌寒い瞬間には、大ぶりのチェックストールを巻くのもいい。「リネン素材なので、さらに軽めの質感。ライトなので、シンプルなTシャツ&デニムのスタイルにも合いそう。あえて首元でなく、さらっと巻きスカート風にしてもかわいいかも!」(xiangyuさん)ストール ¥66,000 (アンダーカバー)
ピンク・フロイドとコラボしたメンズコレクションから。名盤『狂気(The Dark Side of the Moon)』のアートワークを配したバックパックには、プリズムが生み出す虹がかかっている。「実はポケットがたくさんで、かわいいうえに使いやすそう。ライヴの遠征にもピッタリだなと思いました」(xiangyuさん)バックパック H46×W32.5×D16cm ¥66,000 (アンダーカバー)
フロントに鎮座しているのは、ピンク・フロイドのアルバム『Atom Heart Mother (原子心母)』のジャケットに登場する牛。「この刺繍はアニマルモチーフ好きとしても見逃せません。シュールさもいい。マストバイアイテム」(xiangyuさん)キャップ ¥14,300 (アンダーカバー)
*アイテムは全て2023年1月28日(土)より店頭で販売予定。
Photo: Takao Iwasawa Styling: Setsuko Morigami Text & Edit: GINZA