12 Feb 2023
“つくる”二人のストーリーをスナップ。アーティスト Waku × ブランドディレクター 須佐京香

それぞれが、異なる視点で新しい何かを生み出す。そんなふたりが出会った化学反応は? パートナーとして日々をともにする彼らのストーリーをスナップしました。
Waku/アーティスト
須佐京香/ブランドディレクター
「人生の大事な場面で、背中を押してくれるのがワクくん」と話す須佐さん。ディレクターを務めるランジェリーブランド〈draw〉は、パートナーのワクさんのサポートのもと、昨年ローンチした。同郷であることをきっかけに出会い、大学生の時から6年をともにしてきたふたりは、お互いの成長についてこう話す。
「スムーズに前進してるから何も思わないっていうのが正直なところ。大学に入るまで、自信がないっていう言葉を知らなかったらしいですよ、京香は(笑)。彼女は自分の“好き”を曲げずに、ポピュラーなものを素直に追い求められるのがすごい。僕はやっぱり見たことないものを作りたいっていう気持ちが根底にあるので、〈draw〉にもそういうエナジーを流していけたらと思います」(ワク)
「節約していた学生時代を思うと、美味しいディナーを食べに行けるようになった今が感慨深い(笑)。ワクくんは常に有言実行。作品に対してストイックで尊敬します」(須佐)
すさ・きょうか
1996年、東京都生まれ。〈whimtinythings〉のディレクターを務めるほか昨年ランジェリーブランド〈draw〉をローンチ。2月よりECもスタートする。Instagram→ @_kyokagram_
ワク
1996年、東京都生まれ。大学在学中にNYに留学し、デイヴィッド・アブロンに師事。作家活動と並行して、Gokou名義で店舗や施設のネオン看板を手がけている。 Instagram→ @waku0134
Photo: Mayumi Hosokura Text&Edit: Sakiko Fukuhara
GINZA2023年2月号掲載