旬なモノ、コトを紹介する本誌連載「GO! GINZA! GO!」。その裏には、展示会に撮影、取材をかけ回り、日々情報を集める編集部員の姿が…。現場で見つけた、リアルにおすすめしたいあれこれを、編集K・Y・Cの3人が週替りで報告します。題して「裏GGG」、今回は編集Yの憧れのインテリアデザイナーのアイテム。
👗FASHION
いつかはピー ト・ヘイン・イークの家具を…と夢見る編集Y。彼のデザインした腕時計が発売になったと聞いて
はじめて見たのはいつどこでだったか…その出会いをはっきりと記憶してないけど、気付いたときには憧れの存在となっていたピート・ヘイン・イークのスクラップウッドベンチ。廃材を使ったユニークな作品は、その名前を知らなくともどこかで目にしたことがあるのでは?
取材でお邪魔した某有名ミュージシャンの事務所にも、打ち合わせで訪ねた大御所デザイナーの事務所にもピートの椅子はありました。いつか欲しいなぁ、という漠然とした思いはありつつも到底手の届かない存在。2010年、羽田空港がリニューアルオープンして、ラウンジにピートのベンチが置かれたとき一番身近にその存在を感じられたかも(羽田空港第2旅客ターミナルのUPPER DECK TOKYOは名作チェアの宝庫!)。
そんなピート・ヘイン・イークがデザインした新作の腕時計が発売になったとの情報が。シンプルだけど、しっかりと主張のある黒いフェイス×黒ベルトにビビッときました。インテリアからのアプローチでつくられる腕時計って、デザイン性と機能性の計算されたバランスが美しくてつい気になってしまうんです。7月号「みんなのインテリア100」(P110)で紹介されている、アルネヤコブセンのウォールクロックを忠実に再現した腕時計も、細部までこだわりぬかれたプロダクトがカッコイイな、と密かな憧れ。
いつかはピートの家具を…と夢見ながら、まずはそのスピリットがギュッと凝縮された腕時計を身につけてみようかな!
tube watch 42 ¥28,000(レフ アムステルダム)
*価格は税抜きです
問い合わせ先:アントレックス ☎︎03-5368-1800
編集Y\r\n\r\n編集部三姉妹の次女。インテリア特集で出会った素敵な人と、そのインテリアに現れた人生哲学に感銘を受ける。真似したいけど、中途半端に終わっていない衣替えをまずはなんとかしなければ…と思う今日この頃。