GINZA2017年10月号掲載
連載12回目となる今回は、デジタルファブリケーションを使いこなし、自由自在に服を作る、次世代のIt GirlがGINZAに初登場。
GINZA2017年10月号掲載
連載12回目となる今回は、デジタルファブリケーションを使いこなし、自由自在に服を作る、次世代のIt GirlがGINZAに初登場。
RISAKO AGE 22
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NÏUKU SINCE 2014
ジャケット ¥110,000、トップ ¥16,000、デニム ¥58,000(以上バスクチュール ニウク | ディプトリクス)
「ちょうど今、学校の課題でジャケットを制作している途中なんです。NÏUKUのジャケットはユニークなだけでなく、仕立ても美しくてとても気に入りました」と語る理彩子さん。マニッシュなパワーショルダージャケットの身頃は、深くカットされている。「Tシャツにデニムパンツという、実は定番アイテムの組み合わせ。独特のカッティングの入ったジャケットは、レーザーカッターを操る好奇心豊かな理彩子さんにぴったり」とスタイリスト飯島さん。ユニセックスなスタイリングを真紅のリップで引き締めて、挑戦的で大胆な新時代の女性らしさを演出した。
イット・ガールに3つの質問
Q. モデル活動の楽しいところは?
A. ルーティンじゃないところ
毎日同じ場所に行って同じことをしていると1日がとても短く感じるんです! 小さい頃はもっと長かったなあと。日々違う場所に行って、違う人に出会え、発見があるのが楽しい。
Q. 休みの日は何してる?
A. 漆を塗ってます
最近興味があるのが日本の伝統技術。日本画などの和柄を制作に取り入れることから始まり、最新技術と掛け合わせて新しいことができないかな、と考えていて、漆にハマり中。
Q. 洋服に対するこだわりは?
A. 自分で作った服を大事にすること
自分で服を作るので、売られている服を見る時は、トレンドというよりは技術や素材、コストパフォーマンスの面で見てしまうんです。
it GIRL: 理彩子
1994年浦和生まれ。モデル・学生。幼少期をハワイで過ごし、現在は大学と服飾専門学校をダブル・スクールしながらモデル活動も。好きなマンガは意外に渋く『静かなるドン』。
it BRAND: NÏUKU
カディアタとレニーのアフリカ系男女2名のデザイナーにより2014年、パリで設立されたブランド。スタンダードをひとひねりしたデザインで、東京でもジェンダーレスに人気を集める。また、ジャージーやデニムを再構築したラインもスタートした。