雨上がりのブロードシャツ vol.2

しばらく続いた雨が過ぎ去って、 嘘みたいに青く晴れ渡った日には、 軽やかなブロードのシャツを。 清々しさや、瑞々しさ、 凛とした雰囲気や、上品な光沢感。 その全部を備えている生地は、 きっとブロードだけ。 


Charvet

180年の歴史を誇るパリの〈シャルべ〉の魅力を挙げるとキリがない。シャツは使用しているヤーン(撚り糸)の太さによってカテゴリー区分されていて、100番手相当の糸を使用した「3」は、滑らかでしっとりした肌触りが特徴。原毛の段階から厳しいチェックが繰り返されているというのも納得してしまうほど、袖を通した瞬間からうっとりするぐらい心地いい。縫製も、裏返しても着られるのでは?と思ってしまうほど細やかで丁寧。色と柄のバリエーションも多種多様にそろうけど、選ぶべきは無地の「フレンチブルー」。どこまでも澄み渡った雨上がりの青い空みたいに清々しい。

シャツ ¥46,000(シャルべ │ 日本橋三越本店 03-3241-3311)/デニムパンツ ¥74,000(ビーサイド │ カオス表参道 03-6432-9277)/ベルト ¥7,800(ヌード トランプ 03-3770-2325)/ネックレス ¥120,000(メルティングポット │ ドーバー ストリート マーケット ギンザ)/ピアス*ダイヤモンド0.03ct〜 ¥74,000〜(ティファニー │ ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712)/シューズ ¥68,000(リノ │ グッドスタンディング 03-6447-4303)


COMOLI

〈コモリ〉がブランドをスタートした2011年から定番的にリリースしているバンドカラーシャツ。身幅は広く、肩もドロップショルダー。後ろ身頃の着丈も10cmぐらい長くて、ジャストで着るというより、一番大きなサイズ3をざっくりと羽織りたい気分。サイドの裾のマチや、前立てのクラシカルな仕様も面白く、シルエットとディテール、ともにグッとくるポイントだらけ。ブロードの生地は、細い140番手の糸をかなり高密度に織り込むことで、ツルっとしたしなやかな表情に。動くたびに、縦にすっと入る立体的なドレープが軽快に揺れる。
シャツ ¥22,000(コモリ │ アルファ PR)/中に着たカットソー ¥7,300(エイトン │ ヴァリアス ショールーム)/デニムパンツ ¥7,800(トロ 03-6447-4147)/前立てに留めたブローチ ¥30,000(メルティングポット)/ピアス*ダイヤモンド0.03ct〜 ¥74,000〜(ティファニー │ ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712)/リング 右手人さし指 ¥26,000(エンド │ ギャラリー・オブ・オーセンティック 03-5808-7515)/リング 左手中指 ¥35,000(ギャラリー ドゥ ポワソン 03-5795-0451)/ハート型のチャーム ¥50,000(メルティングポット │ ドーバー ストリート マーケット ギンザ)/首につけたブレスレット ¥128,000(オー │ ハルミ ショールーム 03-6433-5395)/腕時計 ¥110,000(ユンハンス │ コンティニュエ エクストラ・スペース 03-3792-8979)


INDIVIDUALIZED SHIRTS

かつて、〈ブルックス ブラザーズ〉のカスタムシャツ部門を請け負っていたことで名を広めた〈インディビジュアライズド シャツ〉。1961年に創業してから今もなお一貫してUSA製で、アメリカントラッドを語る上で避けては通れない。毎シーズン、数多くのセレクトショップが別注しているが、今季だと代官山の〈ルート〉がオーダーしたモデルがずば抜けてカッコいい。ベースは青と白の爽やかなストライプ柄のロングシャツ。だが、胴回りはズドンと大きく、アームラインも太め。そのたっぷりしたゆとりを生かしてフロントの裾をきゅっと結ぶと、シャリッとした硬さのあるブロードがくっきりとした輪郭を魅せる。
シャツ ¥26,000(インディビジュアライズド シャツ×ルート │ ルート 03-6452-5867)/デニムパンツ ¥31,000(フォンデル デニム │ エフユーエヌ 03-3407-3766)/ベルト ¥5,800(ヌード トランプ)/ベレーハット ¥12,000(アンユーズド │ アルファ PR)/リング 左手中指 ¥35,000(ギャラリー ドゥ ポワソン 03-5795-0451)


ANATOMICA

約35年前にパリのセレクトショップでバイヤーとなり、現代の買いつけの基礎を築いたピエール・フルニエ。彼がブランディングとオリジナルアイテムの監修をする〈アナトミカ〉のバンドカラーシャツは、クラシックなボックスシルエットで腕周りもボリューミー。ブロードはキメ細かい上質なコットンを使用していて、ふんわりとした柔らかさがありながら、光に当たると瑞々しいツヤを出す。黒に限りなく近いネイビーもシック。サイズ展開はXSからXLまで。
シャツ ¥22,000(アナトミカ │ アナトミカ 東京 03-5823-6186)/中に着たタンクトップ ¥7,500(アンユーズド │ アルファ PR)/パンツ ¥35,000(フォンデル │ エフユーエヌ)/スカーフ ¥3,690(スロウ 表参道店 03-6427-9602)/サスペンダー ¥8,000(アーメン │ ジャーナル スタンダード ラックス 表参道 03-6418-0900)/ピアス*ダイヤモンド0.03ct〜 ¥74,000〜(ティファニー │ ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712)/バングル ¥80,000(メルティングポット)/リング 右手人さし指 ¥26,000(エンド │ ギャラリー・オブ・オーセンティック 03-5808-7515)/リング 左手中指 ¥35,000(ギャラリー ドゥ ポワソン 03-5795-0451)/腕時計 ¥110,000(ユンハンス │ コンティニュエ エクストラ・スペース 03-3792-8979)/ブレスレット ¥40,000(メルティングポット)

 

■「雨上がりに着たいブロードシャツ  ホワイト編」はこちら

Photo: Hiroko Matsubara   Styling: Yuriko E   Hair & Makeup: Hiroko Ishikawa   Model: Tamila   Text & Edit: Kyosuke Nitta

GINZA2018年7月号掲載