理想のシルエットを叶えるお直し屋さんを知り、自分流のお手入れ方法を確立しているおしゃれのプロたち。その7つのテクを盗んで、お気に入りのワードローブを永く愛しましょう。
おしゃれ賢者達のマイルールに学べ!ワードローブを永く愛すための7つのアイディア
「焼き肉やタバコのにおいが気になるけど、上着類やニットは簡単に洗えない……という時に、この方法で対策します。お湯を張った浴槽の上にお洋服を一晩吊るしておくと、蒸気が上って、いやなにおいを嘘みたいにとってくれるんです。その際に浴室乾燥機をかけて、通気性をよくすることが大切です」(デザイナー/田部井さん)
2. 白ものの汚れはウタマロの石けんで
「シャツの襟ぐりなどについた汗染みを取るのに重宝しています」(髙島屋バイヤー/長尾さん)/「白いスニーカーの汚れもこの石けんで直接こするとみるみる汚れが落ちる魔法のようなアイテムです!」(ローヴ/濱さん)
「繊細なヴィンテージは、アイテムごとにお手入れ方法がさまざま。常々コレクターの友人に教えてもらっているのですが、洗濯ネットで洗っても服へのダメージを回避できないので、“コットンにはコットンを”ということですね。その服が生まれた時代の洗い方をするように心がけています」(アーティスト/SHOKOさん)
4. ニットは人毛用のシャンプーで洗う
「昔の人は、わざわざニット専門の洗剤などを使用していなかったはず。これもヴィンテージのお手入れの1つですが、ニットも結局“毛”なので人毛用のシャンプーということですね」(アーティスト/SHOKOさん)
5. ノンウォッシュのデニムは洗剤を入れず洗濯機にかけて、オリジナルのサイズに
「ジャストサイズを購入し、何回かはいて自分の体形になじませる。その後、洗剤は入れずに洗濯機で回します。キュッと締まって、自分の体形にピッタリのシルエットに仕上げることができるんです」(マンフッド/辻さん)
「先端を近づけすぎると、ざくっとニットを傷つけてしまうので、平行にI字のカミソリをひたすら滑らせます。ここ5年くらいずっと、この方法で毛玉をとっていて、毛玉取りいらず!」(シップス PR/野尻さん)
7. 服の保管は、フレグランスをしみ込ませた紙をクローゼットに
「〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉“ポプリ” の香りをしみ込ませた紙を、常にクローゼットに忍ばせています。着たときにほのかに香って気分が上がる。同ブランドの香水で、いろいろこの方法を試してみたのですが、時間が経ってもさわやかな、“ポプリ” に落ち着きました」(プティローブノアー/阿部さん)