おばあちゃんっ子な私の一生の宝物「ボロボロになっても着たいものがある」11

おばあちゃんっ子な私の一生の宝物「ボロボロになっても着たいものがある」11

服はその人の人生を表す鏡。破れてもカビが生えても(!)手放せないモノって、ありますよね?思い出がつまったアイテムを一生愛する。そんな覚悟を決めた17人のストーリー、お届けします。


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「私の捨てられない服は、お裁縫が得意な祖母が刺繡を施してくれた幼稚園用のスモックです。2年前、部屋をひっくり返すような大掃除をしたとき、昔の洋服をしまい込んだ大きなタッパーを発見。その中に入っていました。肩のところの蝶々の刺繡が特にお気に入りで、先生やお友達、お母さんたちにも褒められて、かなり得意気に着ていたんです。当時のことを思い出して、懐かしくなって母や祖母にも見せたら『これすごく可愛かったよね〜!!』と大盛り上がり。今度祖母に頼んで、巾着やポーチに仕立て直してもらおうかな」


販売員、ソプラノ歌手

木村聡美さん

大学、大学院で声楽(オペラ)を学ぶ。販売員の仕事の傍ら、横浜市内を中心にオペラや演奏会に出演。趣味は読書と書店めぐり。

Photo: Ryoichi Suzuki Text&Edit: Hiroko Yabuki

GINZA2017年12号掲載

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