服はその人の人生を表す鏡。破れてもカビが生えても(!)手放せないモノって、ありますよね?思い出がつまったアイテムを一生愛する。そんな覚悟を決めた17人のストーリー、お届けします。
👗FASHION
年上でひょうきんな彼が小5の私の王子様♡「ボロボロになっても着たいものがある」14
「子どもの頃好きだったアイドルって忘れられないですよね。私は光GENJI、断然内海光司派。グループ最年長だし、11歳年上でお兄さんぽくてカッコイイって。隠し芸大会でオトボケ役もやってて、ひょうきんだったし。バレンタインにチョコを贈ったり、ファンレターに待ち合わせ場所を書いてデートに誘ったりしてました、小学生のくせに(笑)。Tシャツは竹下通りのジャニーズショップでおばあちゃんにおねだり。ペラッペラのボロボロだけど部屋着としては現役。友達が泊まりにきたら『今晩は特別に内海T貸してあげる〜』って。けっこう喜ばれます」
和菓子職人
福波絵理さん
横須賀の和菓子店「御菓子司 壺屋」の3代目。家督を継ぐべく修業中。バターをたっぷり使ったどら焼き「すかどら」が名物。
Photo: Ryoichi Suzuki Text&Edit: Hiroko Yabuki