自分らしい装いのこだわりは? ロンドン、パリ、そしてソウルでインタビュー。今回はパリ編をお届け。#スタイルのある人をあの街でキャッチ
パリでスナップ vol.1|ユニセックスな雰囲気を作るのが今の気分 etc.
PARIS
撮影当時(2020年11月)ロックダウン中のパリでは、限られた外出時間を楽しむかのような、リラックス感漂う装いが主流。のびやかなスタイルのなかにもポイントカラーをぴりりと効かせるのを忘れないのが、上級者。
Jutta Kraus
〈Bernhard Willhelm〉CEO
たっぷりとした〈ベルンハルト ウィルヘルム〉のビッグTシャツをワンピースに。グラフィックはアーティストRichie Culverとのコラボレート。「毎シーズン必ず新しい靴を買うのですが、今季真っ先に手に入れたのが〈アシックス × ヴィヴィアン・ウエストウッド〉。独特のボリューム感がいい!」とユッタ。
バッグは〈バレンシアガ〉、サングラスは〈MYKITA〉とベルンハルトの2021SS新作コラボ。愛用自転車は日本製にインスパイアされた仏メーカー 〈JITENSHA〉。
Mae Lapres
モデル
〈グッチ〉のキャンペーンや映像作品にも起用されているマエ。数々のランウェイで活躍する一方で、ヴィンテージ好きが高じて昨秋クリニャンクールにショップ(@lapresmeimei)もオープン。〈カール・ラガーフェルド〉のコート、ストライプシャツ、華やかな刺繡が施された90sの〈ジャン=ポール・ゴルチエ〉のTシャツもすべて古着。「アクセサリーは6区のLa Maudragoreで。13歳の頃から通って買い集めているんです」
Camille Gorin
モデル、カメラマン
〈タラ ジャーモン〉のコートに〈プティモンディゴット〉のパンツ、ブラウンのコーディネートの中ではっと目を引くピンクのスウェットは〈L’ART DE L’AUTOMOBILE〉。高級ヴィンテージカーのディーラーが立ち上げたというこのブランドがカミーユのお気に入り。「このロングTシャツ、スリムパンツにも合わせやすいので何枚も持っています。ユニセックスな雰囲気になるのが今の気分にぴったり」
Inès Mélia
アーティスト、DJ
「ごくシンプルに見えるのだけど、どこかにひっそりと個性的な主張のあるものが好き。たとえば〈カスタニエール〉のローファーは、アッパーのボア素材」。フェイバリットなブランド、〈イザベル マラン〉のコートと〈クロエ〉のバッグで、普通じゃない“普通”を目指すのがイネスの流儀。