自分らしい装いのこだわりは? ロンドン、パリ、そしてソウルでインタビュー。今回はパリ編をお届け。#スタイルのある人をあの街でキャッチ
パリでスナップ vol.2| オーバーサイズの着こなしを引き締める上質な小物 etc.
PARIS
撮影当時(2020年11月)ロックダウン中のパリでは、限られた外出時間を楽しむかのような、リラックス感漂う装いが主流。のびやかなスタイルのなかにもポイントカラーをぴりりと効かせるのを忘れないのが、上級者。
Sarah de Mavaleix
スタイリスト、 『The Skirt Chronicles』 アートディレクター
「モダンで建築的なシルエットの服が好き」なサラがピックアップしたのは〈ルメール〉のメンズジャケットと〈ジル サンダー〉のパンツ。オーバーサイズの着こなしを引き締めるのが上質な小物だ。〈エルメス〉のキーホルダーと〈カルティエ〉のタンクはどちらも母から譲り受けた大切なヴィンテージアイテム。「半年に一度くらい自分のなかで色のブームが来るんです。いまはグリーン!」
Lamia Lagha
スタイリスト、 クリエイティブディレクター
「新進クリエイターたちを応援するようにしています」。赤いソックスとコーディネートした〈マリアム・ナッシアー・ザデー〉のPVCのウェッジサンダル、〈BY FAR〉のバッグ、〈ジャックムス〉や〈LA MANSO〉のアクセサリーはどれもラミアの友人たちが手がけているブランド。ベストやタートルニットはヴィンテージで。
Gaëlle Mancina
〈Sans Façon〉ファウンダー
アンティークのテーブルセットを扱う会社を営むガエル。「〈バブアー〉や伝統の鮮やかな配色のニットなど英国スタイルに惹かれます」。バッグはバスク地方で1890年創業の〈MAISON LAFFARGUE〉。「もとは馬具を扱うメゾン。丈夫なのに佇まいは本当に上品」
Alexandra Ricci
フリーランス コミュニケーション
「パリでおすすめのヴィンテージショップは、2区にあるエピソード。安くて、スポーツものからお宝までいろいろ掘れるのでマメにチェックします」。ヴィンテージラバーのアレクサンドラが、古着のジャケットに合わせたのはノスタルジックな〈BOURGINE〉のミニ。アイウェアは〈クロエ〉をセレクト。