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金子夏子:「変わらないものと新しさのさじ加減が重要」。スタイリストが語る、毎日のワードローブ哲学

金子夏子:「変わらないものと新しさのさじ加減が重要」。スタイリストが語る、毎日のワードローブ哲学

見て、選び、着ることで生まれる経験と美学。スタイリストが語るフィロソフィーとルールから、“私”を導く装いのヒントを手に入れたい。#毎日のワードローブ哲学


 

変わらないものと新しさのさじ加減が重要

金子夏子

スタイリスト 金子夏子 ワードローブ

機能性に富んだ作業着やケアを欠かさずはき続ける革靴、コレクションでパリを訪れる度に購入する〈エルメス〉のアクセサリーに、毎日つける腕時計。金子夏子さんらしさを司るアイテム群は、時代に流されない美しさと愛情に満ちている。
「ワードローブの中に〝ザ・定番〟と位置付けられるストックがいくつかあるんです。その時々の気分に応じて、今年はこの定番を取り入れてみようという風にピックアップする物が変わっていきます。同じものを着ているようで、少しずつバランスに変化をつけているのかもしれません」
そんな金子さんに最近訪れた“花柄”との出合い。メンズライクなアイテムを好んできたが、〈ドリス ヴァン ノッテン〉の花柄に魅了され、ワンピースやスカートを取り入れるようになったという。
「ドリスのフラワープリントは大胆だけど上品。大人のための柄なんです。少女的な可愛らしさとは一線を画すから、私にはしっくりくる。ワンピースは古着屋でも探します。袖のデザインや丈感など、気に入ったものを見つけるのが難しいのですが、店をいろいろまわると、自分にぴったりの1着に巡り合えることが多いです」
年齢に応じて体型も変化するので、着慣れたTシャツやスウェットの好みも少しずつ変わる。今の自分に合った素材感や襟・袖ぐりのデザインを見極め、アップデートしていくことが重要だという。
「大切なのは人の意見を聞くこと。必ず試着することも譲れないルールです」

金子夏子 かねこ・なつこ

1969年、埼玉県生まれ。1994年より、数々の女性モード誌、カタログ、広告で活躍。山登りに夢中になること十数年。随所に機能美が感じられる道具への愛も深い。

Photo: Yuri Manabe Text&Edit: Sakiko Fukuhara

GINZA2020年9月号掲載

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