最新コレクションを着こなすあのモデルって普段はどんな私服をまとっている? それぞれオン・オフの捉え方だって自由。仕事で学んだ小技や、気鋭ブランドを取り入れた唯一無二のスタイルに注目しよう。#モデルの“オン・オフ”スタイル
AOI「上下どちらかはコンパクトなアイテムをチョイス」|モデルの“オン・オフ”スタイル vol.1
AOI
2018年からロンドンを拠点に活動しているAOIさん。2020年3月、一時帰国のタイミングでイギリスがロックダウンとなり、そのまま東京に滞在することに。「向こうの広い公園でチルして、ボーッと寝転んでいた日々が懐かしいです。気候も文化も違うれけど、日本に戻ってきても自分のファッション観は変わりません。たとえば、いつも上下のどちらかはコンパクトなアイテムを着てるのですが、それはコレクション期間中いつキャスティングに呼ばれても対応できるようにする習慣から。ザ フォーアイドの藤田佳祐さんと渋川舞子さんはロンドンへ買い付けに来ているときに会うこともあるくらい仲良し。いつも高感度なブランドを教えてもらっています」
ON
shirt_GANNI pants_JOHN shoes_EYTYS bag_BIGOTRE
「オン/オフを問わず、細身のシルエットが好き。サイズ選びに迷ったときは、一番小さいものを選ぶようにしています。その分、緊張感もあるのだけれど(笑)。千鳥格子柄のシャツは、タックが体のラインを強調。古着っぽい貝ボタンも気に入っています。メリハリをつけるために、ボトムはボリュームたっぷりに。カフェの店員っぽい正面が可愛いんですよね。足元のレースアップを見せたかったので、裾はインしました」
OFF
cardigan_PERVERZE top_ECKHAUS LATTA pants_OTTOLINGER shoes_JUMPMAN
「ふわふわした肌触りが気持ちいい服でまとめたスタイル。一番のお気に入りはカーディガン。袖を通さずに着られる、程よい脱力感がいいですね。生地が厚くてブランケット代わりにもなるから、そのまま寝てしまうこともよくあります。かぎ針編みのバケットハットは、藤田佳祐さんがかぶっている姿を見て、自分も欲しくなっちゃいました。これで近所のコーヒー屋まで散歩して、そのまま公園でピクニックしたいです」
Photo: Ayumu Yoshida Hair&Make-up: Narumi Tsukuba Text&Edit: Minori Okajima (MANUSKRIPT)