最新コレクションを着こなすあのモデルって普段はどんな私服をまとっている? それぞれオン・オフの捉え方だって自由。仕事で学んだ小技や、気鋭ブランドを取り入れた唯一無二のスタイルに注目しよう。#モデルの“オン・オフ”スタイル
AMITY「オールブラックの格好は高校生から貫いているマイルール」|モデルの“オン・オフ”スタイル vol.5
AMITY
2019年アメリカから東京の大学へ進学し、イラストレーターとしても活躍しているアミティさんの芯には、原宿カルチャーがあるという。「子どもの頃からTVやインターネットで日本のアニメやマンガに触れていたんです。特に矢沢あい先生の漫画は全部大好き!『NANA』も『パラダイス・キス』もわたしの愛読書です。他には、東京カルチャーを紹介するTV番組や90年代のストリートスナップも参考にしていたかな。オールブラックの格好は高校生から貫いているマイルール。モードからゴスっぽい服まで、いろんな黒があるのがいい。モデルを目指したきっかけは、のちに事務所の先輩になる原島隆斗さんを〈バレンシアガ〉のショーで知ってから。個性を大切にしてくれる場所で、自分を表現したいって思ったんです」
ON
tailored jacket_USED blouson_USED short pants_USED shoes_JUNYA WATANABE COMME DES GARÇONS rings_VIVIENNE WESTWOOD, TOKYO HUMAN EXPERIMENTS, IOSSELLIANI
「映画『ドラゴン・タトゥーの女』をイメージ。リッチに見えるけれど手頃な古着を、都内をあちこち回って探し出すのが趣味。状態のいい服を掘り出すのはすごく大変だけど、見つけた時の感動はひとしお。値段を聞いた人が驚いてくれるのがうれしいの。でも、この靴のように本当に欲しいものは金額を気にせず買うタイプです。ハーネスみたいな革靴はコレクションで発表されてから一目惚れで、絶対はく!って決めてた」
OFF
top_COMME DES GARÇONS HOMME PLUS shoes_SALOMON rings_VIVIENNE WESTWOOD, TOKYO HUMAN EXPERIMENTS, IOSSELLIANI
「休日にまったりくつろぐときも、ひと癖あるデザインをどこかに取り入れたくなります。快適さは確かに大事だけど、シンプルすぎるのは自分にとってつまらないかな。ワンピースっぽく着ているトップは袖がとても長いから、だらんと袖口を垂らすのが可愛い。袖が手袋にもなってるんです。面白いでしょ?アーマーリングは『NANA』の主人公ナナに憧れて毎日つけています。これで友達と喫茶店に行くのもいいかも!」