〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉の歴史を物語る、アイコニックな3種のバッグ

1971年、ロンドンでマルコム・マクラーレンとともにブティック「ワールズエンド」を始め、その後自らの名を冠したブランドを発表したヴィヴィアン・ウエストウッド。洋服を作るだけにとどまらず、環境や人権問題に対して独自のメッセージを世界に発信し続けている。そんな〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉から、ブランドを象徴する3種のモチーフを取り入れデザインされた、バッグ＆小物がリリース。

ヴィヴィアン・ウエストウッドが敬愛する画家のひとりであるフランソワ・ブーシェが、1743年に描いた「ダフニスとクロエ」。ロンドンのアートギャラリー、ザ・ウォーレス・コレクションに収められているこの絵画を、キャンバス地のバッグへカジュアルに落とし込んだ。1988年に発表したパガンコレクション以降、ヴィヴィアンはこのような絵画作品を積極的にデザインに用いている。

ショルダーバッグ ¥100,000（ヴィヴィアン・ウエストウッドアクセサリー）／植物柄シャツワンピース ¥165,000（ヴィヴィアン・ウエストウッド｜すべてヴィヴィアン･ウエストウッドインフォメーション ☎︎03-5791-0058）

スクイグル（不規則な曲線）柄が初めて登場したのは、1982年に発表されたパイレーツコレクション。ファッションデザイナーである友人のジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックのスタジオで見つけた、木のブロックの模様から着想を得たという。それ以来、ブランドのアイコニックな柄として長年愛され続け、今季のコレクションではカーフレザーにプリントしたバッグがお目見え。

ショルダーバッグ ¥80,000、シューズ参考商品（共にヴィヴィアン・ウエストウッドアクセサリー）／ジャケット ¥190,000、スカート ¥76,000、ブラウス ¥98,000（すべてヴィヴィアン・ウエストウッド｜すべてヴィヴィアン･ウエストウッドインフォメーション ☎︎03-5791-0058）

ヴィヴィアン・ウエストウッドのロゴである、ORB（オーブ）を型押ししたアレクサシリーズのバッグ。イギリス王室をテーマに創作していた1985年ごろ、チャールズ皇太子が休日に着る服をイメージして、ORBをデザインに落とし込んだニットを作ったことが始まり。息子のベンが見せた天文学の雑誌に影響を受け、さらに衛星の環を付け加え、今のORBロゴが完成した。

ハンドバッグ ¥120,000、ネックレス（上）¥28,000、（下）¥33,000（すべてヴィヴィアン・ウエストウッドアクセサリー）／花柄ドレス ¥300,000（ヴィヴィアン・ウエストウッド｜すべてヴィヴィアン･ウエストウッドインフォメーション ☎︎03-5791-0058）

〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉を象徴するモチーフ
「ANDY」「SQUIGGLE」「ALEXA」のバッグ＆小物

ANDY／Small Gipsy Bag ¥100,000 Size: H45×W49×D12cm

SHEPHERDESS／Mini Crossbody ¥95,000 Size: H20×W29×D10cm

左から時計回りに:
SHEPHERDESS／Credit Card Wallet ¥40,000 Size: H9×W19×D3cm
SHEPHERDESS／Small Wallet ¥36,000 Size: H10×W10×D3cm
SHEPHERDESS／Woman Billfold ¥35,000 Size: H10×W9×D3cm