その街に根ざした建物、壁、床、そして差し込む光。一見違うようだけれど、世界中のレディの部屋は「好きなものに囲まれて暮らしたい!」という等身大なリアリティであふれている。彼女たちの美意識が詰まったインテリアを覗いてみよう。
🛋LIFESTYLE
世界のレディの部屋vol.4 “クリーム色の雑貨屋”をイメージした歴史的建物の部屋。上海在住ファッションデザイナー
ウィングフリー
ファッションデザイナー
上海
上海中心部の繁華街・南京西路にある、歴史的な保護建築に住む彼女。部屋に一歩足を踏み入れると、クラシックとモダンが気持ちよく共存した空間が広がる。「以前は上海でも静かなエリアに住んでいたのですが、賑やかなところに住みたいと思っていたときに、今の家に出合いました。構造的にこだわっている部分がたくさんありながら、とてもシンプルなインテリアで、手を加える余裕をたくさん残している点が気に入りました」。住み始めて5年近く経つが、暮らしながらインテリアは少しずつ変えている。「特に何か加えたいものがあるわけではないけれど、満足度は今のところ50点かな(笑)」
家のなかでもリビングがお気に入り。「ソファで横になって映画を見たり、友達とお喋りして過ごしたり」
wingfree>>中国出身、上海在住のデザイナー。大人の女性に似合うエレガントな洋服作りをしている。
PHOTO: Tian Liang COORDINATION: Kimito Kodama TEXT: GINZA