02 Feb 2020
お菓子づくりのプロ直伝！大人のスイーツレシピ 04: テリーヌ・ショコラ
もうすぐやってくる2月14日。お店に並ぶチョコレートも素敵だけれど、やっぱり手作りで気持ちを込めたいあなたへ、お菓子づくりのプロたちに聞いたスイーツレシピをお届け。しっとり大人の味わいをお家で簡単に。前回はこちら。
recipe 4
〜 テリーヌ・ショコラ 〜
しっとり濃厚の代表格、テリーヌ・ショコラの登場です。フランス語で鉢や深皿を意味する「テリーヌ」という名を持つだけあって、型から外した直方体のままでも美しいのがこのスイーツの魅力。ナイフをゆっくり沈めてひと切れお皿に乗せたら、別の角度からもこの曲線美を楽しみたい。
レシピを教えてくれるのは…
フランスにて菓子を学び、パティスリーやレストラン勤務を経て、現在は「お菓子は心の栄養」がモットーのお菓子教室・salon de chouquetteを名古屋にて主宰しています。オープンから8年、常に満員御礼の御予約をいただいております。
材料
・製菓用ビターチョコレート…110g
・無塩バター… 80g
・グラニュー糖… 45g
・全卵… 80g
・生クリームorお好みで洋酒…15g
※洋酒は、オレンジリキュール・ラム酒・コアントローなど
アレンジ用の追加材料
・生クリーム…20g（柔らかくしたい場合）
・プラリネ／ナッツのペースト…30g（ナッティ感をプラスしたい場合）
①ステンレス製のボウルにバターとチョコレートを入れ、湯煎で溶かす。
②グラニュー糖を加えて混ぜる。
③別のボウルに卵を入れてよく溶き、茶こしなどで濾して湯煎で温めておく。生クリームや洋酒を加える場合はここへ混ぜる。
④卵を5回に分けてチョコレートのボウルに加え、その都度ホイッパーでよく混ぜる。プラリネを加える場合はここで混ぜる。
⑤紙を敷いたパウンド型に④を流し入れ、170℃に余熱したオーブンで20分焼成する。
⑥焼けたら型のまま冷まし、好きな厚さに切る。
レストランでパティシエールとして働いていた時に作っていたお菓子の1つ。冷やす前はトロリと柔らかく、冷蔵庫で冷やすとチョコレートが締まって濃厚さが増します。友人や家族が集まるパーティーのデザートとして出してもよいですし、4日ほど日持ちもするので手土産にもピッタリですよ♩
お菓子作りに夢中だった高校生時代。バレンタインに向けてチョコクッキーにチョコレートパウンドケーキ、トリュフとあれもこれも作ってしまい・・・お菓子屋さながらの詰め合わせが完成し、可愛いバレンタインというより菓子折りになってしまった思い出があります（笑）。
text: GINZA
