GINZA特別編集ムック『22時の冷蔵庫 小さな夜のおやつレシピ44』好評発売中!記念のスペシャル対談はこちらから。
22時に開ける冷蔵庫は明日からの元気をくれる宝箱だ。ほんのちょっとしたご褒美が入っている。自分を励ますために、今日もまた扉を開ける。
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昔はお酢ってなんとなく苦手だったなぁと、ふと考える。
どうして苦手だったのだろう?
単純に酸味だろうか。不意に吸い込んでむせてしまった苦い思い出があったからだろうか。
ある時、友人の勧めで餃子を酢胡椒でいただくおいしさに感動してから、お酢というものへのハードルがグッと下がったのを覚えている。
今では、絶対に酢胡椒派だと言い張るくらいになってしまった。
それからは調味料としてだけでなく、お酢が使われている商品を積極的に選ぶようになった。
韓国ブームにも手助けされて、ビネガードリンクが多く出回るようになったのも最近のうれしい出来事のひとつだ。
・洋梨…1個(大きいものは約300g、中くらいのものは約200g)
・氷砂糖…洋梨と同量
・りんご酢…洋梨と同量
・バジル…4〜5枚ほど
煮沸消毒した清潔な瓶を用意しておく。
洋梨とバジルをよく洗う。
果物はヘタのついた軸の部分に雑菌が残りやすいので、そこは入念に。
洋梨の皮を剥いて縦に6等分のくし形切りにする。
芯を取り除いて、5㎜くらいの厚さにスライスする(ざっくりで大丈夫!)。
瓶の底に氷砂糖を敷き詰め、洋梨と交互に入れて層をつくっていく。最後は氷砂糖で蓋をするように埋める。
そこにバジルを乗せて、りんご酢を注ぐ。
全体にお酢が行き渡るように、瓶の上下をぐるっと回転させるように混ぜる。
1週間ほどワクワクしながら待つ。
蓋を開けると洋梨の甘い香りとバジルの華やかな香りがふわりと漂ってくる。
お酢から具材を取り出したら完成。
ビネガーは炭酸や牛乳で割ったり、寒い日にはお湯割りで楽しむのもおいしい。
取り出した洋梨はそのままいただいたり、ヨーグルトに混ぜてもいい。お砂糖と煮詰めてジャムにするのもおすすめだ。
お手製ビネガーを冷蔵庫に入れておくと、気分を切り替えたい時にちょうどいい。
もやもやの気分をすっきりさせてくれるよき相棒だ。
広告、ウェブ、雑誌、アパレルなどを中心に活動中のファッションイラストレーター。
主なお仕事にファッションブランド「KEISUKE YOSHIDA」とのコラボレーションなど。
instagram: @natsuki_kurachi