28 Jul 2019
忙しい私たちに野菜と栄養を!簡単サプリ的 パスタレシピ vol.4 さやいんげんとディル、とうもろこしのパスタ

便利なものに囲まれて忙しく働き、毎日自分を忘れそうになっている都会の私たち。帰り道のスーパーに手に入る簡単な野菜で、こんなに美しく美味しいパスタが作れれば、明日も元気に過ごせるはず。オーガニック先進国のドイツはベルリンで、ヘルシーフードのケータリングをしているアッコさんによる、簡単で美味しいパスタのレシピを働く人々のために毎月お届けします。
TODAY’S PASTA
さやいんげんとディル、
とうもろこしのパスタ
材料
(一人前)
・お好みのパスタ 100g (今回は全粒粉スペルト小麦のスパゲティを使用)
・さやいんげん 180gくらい
・にんにく 1片
・塩
・ディル ざく切り片手いっぱい
・レモン 1/2
・蒸したとうもろこし または 瓶や缶のとうもろこし 大さじ大盛り3〜4
・白胡椒 小さじすりきり 1〜
・オリーブオイル
・クミンパウダー お好みで
作り方
0.
生のとうもろこしの場合は一番内側の皮を残した状態で5分ほど蒸して包丁で実を削ぎ落とす
1.
鍋にお湯を沸かし塩大1を入れパスタを茹でる
2.
いんげんを洗ってへたのある方のはじを切り落とす
3.
ディルを細かく切る
4.
にんにくの皮をむく
5.
パスタの茹であがりの2分前になったらいんげんと皮をむいたにんにくを加え一緒に茹でる
6.
パスタが茹で上がったらお湯を切り、流水で冷ます
7.
いんげんとにんにくを取り出し適当にざく切りし、いんげんの2/3、にんにく、オリーブオイル大2、レモン汁 適量、塩 小1、水 40ml弱(お米のカップ1/4弱)を加え、バーミックスまたはミキサーにかけクリーム状にする
様子を見て足りなければ水かオイルを加え滑らかなペーストに
8.
パスタの水を切って鍋に戻し、ペーストを加え混ぜる。
9.
残りのいんげん、ディル、とうもろこし、白胡椒 小1を混ぜ、パスタに加え、軽く和え、皿に盛り付ける
10.
酸味が好きな方は、好みでクミンパウダーと残りのレモン汁をふりかける
さやいんげん
6~8月が旬
カリウムがたっぷり含まれているので塩分の取りすぎやむくみの解消に良い野菜です。たんぱく質は筋肉を、ビタミンKが骨を作ります。
ディル
1年中見つけられます
整腸作用があり、余分なガスを排出してデトックス効果があります。胃の働きを助けるので、胃もたれや腹痛をやわらげたり、消化を促進。また気持ちを落ち着け、リラックスさせる効能も。イライラする時や、子供の機嫌を良くするのにも役立つと言われます。不眠症の改善にも。
とうもろこし
6~9月が旬
食物繊維が豊富。ビタミンB1、B6、ナイアシン等のビタミンB群が糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進、エネルギーを生み出します。むくみ解消のカリウムや若返りビタミンEも。
白胡椒
辛味成分ピペリンが血行、栄養素の吸収を促進。夏バテの食欲不振にも効果あり。抗酸化作用もあってアンチエイジングに◎。
いんげんの代わりにそら豆、枝豆、グリーンピースで作っても美味しい。白胡椒独特の旨味とピリッとした辛味が食欲をそそります。お好きな方は好みでもっとかけてください。豆には植物性たんぱく質が豊富で、糖やたんぱく質の代謝を促進するビタミンB1、B2もセットで入って、ヘルシー&効率よくスタミナをつけられます。夏バテ知らずの元気なGINZAガールでいてください!
前回までの記事はこちら
▷忙しい私たちに野菜と栄養を!簡単サプリ的 パスタレシピ vol.1 アスパラとニラのパスタ
あっこ(渡辺彰子)
渋谷で6年ちょっとおでん屋をしていたが、震災をきっかけに2012年よりベルリン在住。「ROKU Berlin(@roku_berlin)」としてベジタリアン~ヴィーガンのケータリングとレシピのお仕事。近頃はペースト作りにはまっている。最近、日本より少数民族中華の料理本をゲットし、ただいまオーガニック水豆豉を仕込み中!わくわく❤