20 Apr 2016
【恵比寿】Bistro Cellier des Dîmes 伝統に“素材の声”をプラスしたモダンフレンチ

伝統に、“素材の声”をプラスした、
見目麗しいモダンフレンチ
恵比寿
赤坂「シュマン」のスーシェフだった五木田祐人さんが独立して開いた店は、素材を活かした旨いもの屋。地元・茨城の有機野菜や、品質に信頼を置く銚子港の魚のもち味を、伝統的なフレンチの技法に重ねていく。今の季節のお薦めは、ジューシーな野菜のローストと絶妙な火入れ加減の魚介を交互に楽しむ前菜や、サフランとケイパーを効かせたエイのムニエル。夜はパテなどのおつまみを肴に、ワインバーとしても活用できる。
香りのよいエイのムニエル・ブールノワゼット(焦がしバター)ソース ¥1,800。銚子港から届いたばかりの新鮮なエイは、さっと火を入れてふっくら仕上げる。
恵比寿と広尾の中間あたりにある店内は、白とブルーが基調色。左奥の細長い小窓から厨房の様子がちらりと見える。
ホタテ貝、マスのり、有機野菜のローストの前菜 ¥1,600。美しい彩りの一皿は、プチベール、サラダキャロットなど野菜の味の濃さに感動。
ワインは、飲み頃のブルゴーニュ中心。
SHOP DATA
東京都渋谷区広尾1-4-10 鴻貴ビル1F
☎03-6450-4455
12:00~15:00・18:00~24:00
㊡月
ランチは、軽め¥1,900、しっかりめ ¥4,200の2つのコース(税込み)、夜はアラカルトのみ。ワインはグラス赤白各4種 ¥600~、ボトルは ¥5,000台~。
Photo: Martin Holtkamp Text&Edit: Junko Nakahama
GINZA2016年5月号掲載