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お茶×デザイン。「BYSAKUU」と北山雅和氏のコラボレーションで、茶葉の楽しみ方を知る

お茶×デザイン。「BYSAKUU」と北山雅和氏のコラボレーションで、茶葉の楽しみ方を知る

コミュニケーションをテーマにお茶の楽しみ方を提案するプロジェクト「BYSAKUU」が、デザイナーの北山雅和氏とコラボレーション。茶葉とTシャツという二つのプロダクトが、新しい「一服」を届ける。


さてみなさん、最近お茶を淹れていますか?ペットボトルや給茶機からじゃない日本茶を、飲んでいますか?
かくいう私はコーヒーが苦手な分、毎日何かしらお茶を飲んでいるのだけれど、ついついティーバッグに頼りがち。だって手軽なんだもん……。茶葉から淹れるのが面倒というわけじゃない、ただ、それは何かゆとりのあるときに限られた贅沢のような気がしているのだ。

しかし「BYSAKUU」(バイサクウ)は、そんな心を見透かしたように、茶葉の現代的な楽しみ方を提案してくる。シーンを問わず、年代を問わず、日々の当たり前のアイテムとしてーそう、ファッションで言うならば白いTシャツのような存在としての茶葉を。そこで、茶葉と白Tを基本的なプロダクトとして、アーティストらとコラボレーションを展開。茶葉はなんと一杯分ずつ個包装になっている!軸にあるのは、お茶を通したコミュニケーションへの思いだ。

渋谷と原宿の間にあるカフェギャラリー「JINNAN HOUSE」に併設する茶食堂「SAKUU 茶空」。「BYSAKUU」は、ここから発信されるプロジェクトだ。第二弾となる今回は、グラフィックデザイナーの北山雅和氏とともに「AWAI」というブレンド茶を発表。「AWAI」=「あわい」の語は間合いや仲を指し、さらには茶葉を混ぜ合わせる合い組手法の「つりあい」という意味ともつながってくる。

以前GINZAの誌面デザインも担当していた北山氏は、OKAMOTO’Sや青葉市子など数々のミュージシャンのワートワークも手がけ、クリエイターからの信頼も厚い実力派。今回のコラボレーションでは、「あわい」という言葉に導かれながら躍動感ある鮮烈な作品を生み出した。淹れたての緑茶を思わせるネオングリーンとともに、「AWAI」のグラフィックが力強く並ぶ。

一見するととてもお茶のパッケージとは思えない。が、その時点で、私も日本茶へのステレオタイプに囚われていることに気がついた。和風、しっとり、落ち着いた……そういったイメージと散々紐づけられてきた緑茶。しかし「BYSAKUU」が見せるのは、もっと大胆で尖っていてファッショナブルなそれ。視覚からすでに、新しい味わい方なのだ。ふと、そういえば千利休だって当時は常識はずれの風雲児だったわけだよなあ、と思い至る。

茶葉のブレンドは、大阪に拠点を置く「多田製茶」の多田雅典氏によるもの。北山氏の作品からインスピレーションを受け、少し斬新で、でもしっかり人と人をつないでいくような、そんな味わいが提案される。

「一服」という言葉には、一杯のお茶以上の意味がある。ちょっと休憩して、できれば誰かと他愛もない会話を交わすような。忙しい日々の「あわい」に、お茶は欠かせない。白Tと同じく、ベーシックでありエッセンシャルであるものとして。

Text: Motoko KUROKI

【問い合わせ先】

Tel: 03-6434-9675(JINNAN HOUSE)

JINNAN HOUSEオンラインストア

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