蔵前の路地裏にオープンした小さなお店。若き店主、丸井裕介さんの料理は、〈天草豚の厚切りグリル〉〈ブルーチーズバーガー〉〈仔羊と木の子の挽き肉カレー〉と縦横無尽の展開が楽しい。「ちょっといいファミレス」と謙遜するが、ノンジャンルの料理を「ナチュラルワインに合う」というポイントで落とし込んだおいしいもの天国だ。お客さんは、4歳から70歳まで! 開店1カ月で、すでにご近所さんに愛されている。
白レバーのムース ¥600。マルサラ酒の風味と滑らかな食感がエレガント。2種のジャムと、タスマニアのはちみつで。デュラムセモリナ粉が香るパンも自家製。
国産牛ランプ肉のグリル ¥1,600。自家製バルサミコベースの甘酸っぱいソース、茗荷(ミョウガ)と大葉の薬味でさっぱり。
オープンキッチン回りの7席と壁際の3席の計10席とこぢんまり。店主・丸井さんは、フレンチ、イタリアン、和食、パンと幅広い修業経験が。
外装・内装もほぼ手作り。