09 Aug 2016
【代官山】falô – キッチン中央には、なんと炉が! 素材のうまさを、炭が引き出すイタリアン

キッチン中央には、なんと炉が!
素材のうまさを、炭が引き出すイタリアン
代官山
キッチンは360度全方位オープン! 「ウチは炉端焼き屋」と樫村仁尊(かし むら のり たか)シェフが言うとおり、中央の炉に熾(おこ)した炭で仕上げる10種の炭火焼きが、こちらのメイン料理。塊のままじっくり火を通した肉や魚を、秘伝の調味料と有機野菜がしっかり支える一皿は、イタリア料理の原点ともいえる真っ当な味わいだ。肉や魚が焼けるまでは、アンティパストやパスタを肴に、グラスで25種以上そろうナチュラルワインを楽しんで。
〈塊で焼いたイチオシのポルケッタ〉1切れ ¥2,500。塩とスパイスでマリネした豚バラ肉をオーブンで軽く火を通してから、じっくりグリル。皮はこんがり香ばしく、中はしっとり。脂がうまい。
カウンターに囲まれたキッチンで、炭火焼きを仕上げる様子は、まるでショーを見ているような楽しさ。
毎日の仕事は、炭を熾すことから始まる。
〈くるくる巻いた太刀魚〉1本 ¥800。
グラスワイン(¥600〜1,500)は、赤白に加え、ロゼやデザートワイン、日本酒もそろう。
SHOP DATA
東京都渋谷区代官山町14-10 LUZ代官山B1
☎03-6455-0206
営:18:00〜23:30LO
休:木
まず〈本日のおばんざい〉という名の5品の前菜が出る。炭火焼きは鴨胸肉、短角牛、田園調布「中勢以(ナカセイ)」の熟成肉など。パスタはアラビアータ、ボンゴレなど。ハーフも。
Photo: Martin Holtkamp Text&Edit: Junko Nakahama
2016年8月号掲載