02 May 2019
天然素材を“発酵とスパイス”で美味しく美しくいただく築地フレンチ【東京ガイド2019】

広くゆったりした空間で料理を楽しむのも好きだけど、 隣の人とぶつかるくらい小さい店で肩を寄せ合って食べるのも面白いよね。 鮨、タコス、ビストロ…。さあ、今日は都会のビルの間に佇む狭小店へ。
グリーンキッチン
Green Kitchen
フレンチシェフが腕をふるう、
細長い店内で築地キュイジーヌを
スパイスハイボール(¥700)は、10種のスパイスから好みの3種をトッピング。白小豆のフムス 芽キャベツソテー ¥1,500。小肌のマリネ(¥1,100)はハーブがたっぷり。
築地場外の買い物客が去った夕方、オープンの明かりが灯る。入口から奥へのびる10席のカウンターでいただけるのは、一流寿司店やレストラン御用達の仲卸しから仕入れる魚と野菜を使った料理。“発酵とスパイス”がテーマの、軽やかな風味が持ち味だ。江戸前寿司の定番の小肌はワインビネガーでマリネに、希少な白小豆で作るフムスは芽キャベツのソテーをそえて。小さな店から生まれる広がりのある味を。
住所: 東京都中央区築地6-23-7
電話番号: 070-3123-7667
営業時間: 17:00〜23:30(金土〜24:00)
定休日: 月
Photo:Kayoko Aoki Text:Yumiko Ikeda
GINZA2019年4月号掲載