07 May 2018
今城純のスイーツ備忘録 アラン・デュカスのショコラ

人気フォトグラファーであり生粋のスイーツ男子でもある今城純さんが、いま最も気になるスイーツをご紹介。今回は初めてのロケ!フランス以外で初となるショコラ工房を東京・日本橋にオープンした話題の「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」へ。
チョコレートは好きなスイーツのひとつ。ホワイトチョコが好きで、フランスに行くと必ずチョコレート屋さんでいろんな種類のホワイトチョコを量り売りで買い、歩きながら食べています。なので、パリで大人気の「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の東京工房にも興味津々(残念ながら、僕の好きなホワイトチョコはありませんが)。ガラス張りからショコラ作りがのぞける工房を楽しみながらショコラの世界にたっぷり浸ってきました。
アグリューム/ジンジャー/ソルベ・オ・グリュエ ¥1,900
オレンジジャムの上に2種類のグレープフルーツとコンフィ、中央にカカオニブのソルベをのせた一皿。見た目通りさっぱりしていて僕好み。カカオの風味とグレープフルーツの酸味のバランスが抜群でした。淡い色味もフォトジェニックで可愛いですよね。
クープ・グラッセ・オ・カフェ ¥1,900
チョコプレートの下にはチョコソルベとコーヒークリーム、コーヒーのグラニテ(氷菓)が3段になっていて、これに温かいショコラ・ショーをかけて食べます。濃厚なイメージですが、意外とあっさり。ソルベとグラニテのシャリシャリ感が爽快だからかな。また、とろとろのビジュアルが良いのですが、それをのんびり撮っているとシャリシャリ感が薄れる恐れが……撮るのも食べるのも急いで!
ムース・オ・ショコラ ¥1,600
チョコレートムースの上に削ったチョコレートがたっぷり。ムースは乳製品不使用ということなので、ショコラを最大限に感じられます。また、ムースとフワフワのチョコという食感の違うショコラを一緒に口に入れることで風味が倍増。チョコレート好きにはたまらない濃厚さです。
「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」は、工房を見せるというコンセプトが面白い。4月27日には六本木に2号店がオープンしたらしいので、そっちも行ってみたいな。
ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房
住所: 東京都中央区日本橋本町1-1-1
Tel: 03-3516-3511 営業時間: 11:00〜20:00 無休
東京メトロ三越前駅A1出口から数分という便利な場所。エントランスを入ると木やレンガを基調としたシックな販売スペースがあり、パリでも人気のタブレット(¥1,400〜)やボンボン・ショコラ(3種¥1,500〜)はもちろん、日本限定の「焼き菓子 5種 詰め合わせ」¥2,800なども購入可能。中2階にはガラス窓を通して工房でスタッフが作業をする様子を見ながらスイーツを味わえるル・サロン(イートインできるスペース30席)を併設。上記の「アグリューム/ジンジャー/ソルベ・オ・グリュエ」、「ムース・オ・ショコラ」など日本限定のスイーツを含め9種類が用意されている。
今城 純 Jun Imajo
横浪修氏に師事後、2006年に独立。数々のファッション雑誌や広告、カタログ、CDジャケットなど 幅広く手がけている。写真集に『TOWN IN CALM』『ATMOSPHERE』『over the silence』『encase』がある。
instagtram: @junimajo @junimajo2(スイーツ専用) www.jun-imajo.com
Text&Edit: Mina Yoshioka