朝カレーもOK!蕎麦屋で食べる美味しいカレー3選。宮崎希沙のカレーノートvol.3

朝カレーもOK!蕎麦屋で食べる美味しいカレー3選。宮崎希沙のカレーノートvol.3

 

私のカレー食べ歩きzine・CURRY NOTEの10年分合本”CURRY NOTE SPDX”が各所+webshopで発売中です。過去9年間+2018年の新しい記録も付け加え、海外や地方の番外編もまとめた超デラックス版ですが、いわゆるカレー専門店以外で食べるカレーもすごく好き。むしろ忙しい生活の中ではそういうお店でしか食べられないタイミングもたくさんあるよね。ということで、スピンオフ的に「専門店以外のcurry note」を何回かにわたって紹介します。前回の「喫茶店のカレー」に続く第二弾は蕎麦屋さんのカレー。


 

新橋・丹波屋のカレー

蕎麦屋で食べる美味しいカレー4選

サラリーマンの聖地・ニュー新橋ビル一階の一角に陣取る立ち食いそば屋。お客さんも店員さんも流れるような所作で超回転するお店、一見敷居が高いように感じるかもしれないけど朝7時〜夜23時までぶっ通しでやっているので、ランチど真ん中の時間を外していけばそんなに緊張しないはず。ここで食べるカレーセットの「インドカレー」は超本格派。どうやら代々ネパール人の方がアルバイトに来ていて(メニュー名はインドだけど)ネパール家庭の味を再現したものが定番メニュー化したとのこと。ファンの間では今のネパール人店員女性のことを密かに「新橋のローラ」と呼んでいるとか…私の東京ナンバーワンカレー店・新宿草枕にも通じる部分がある、すりおろした玉ねぎをベースにしていて(多分)ちょうど良いスパイシーさで食べやすく、チキンの風味も日本蕎麦を邪魔しない。サラサラと喉にかきこめるテクスチャーも立ち食いそば店の理にかなったカレー。蕎麦も硬めの茹で具合で美味しいんだよなー。なんとこの写真のミニカレーセットは、ワンコインの500円で食べれます。おやつ感覚!?

 

富士そばのカツ丼カレー

富士そばのカツカレー

いつでも皆の味方の富士そば。どんな時間でもやっていてくれる、安心の存在。どうやら全店舗ではなく一部店舗限定のメニューらしい、「カレーかつ丼」。カツカレーではなく、カレー「かつ丼」であることにめちゃくちゃ意味があることを気づかされる食べ物。こいつは完全に罪の味です。深夜でもペロリと食べられちゃうカロリー爆弾。卵の甘みとめんつゆの出汁が効いたカツ丼とカレーが合わさってなんともいえないジャンキーな味を醸し出し、もはや奇跡的な融合と言える。手が止まらなくなる魔法。と言っても食べてる時は大体冷静じゃない状態なので(めっちゃ疲れているかめっちゃ寝てないか)その極限状態にもこのパンチある味が染み込んでくるのかもな〜。そして、好きなもの同士を掛け合わせたら一度に二度美味しい的な、その雑な発想すごく好きだよ…。

 

JR名古屋駅ホーム・名代きしめん住よしのカレーきしめん

名代きしめん住よしのカレーきしめん

名古屋に新幹線で行ったら、皆に勧められる名古屋駅ホームにある立ち食いきしめん店「住よし」。JR在来線のホームにも何店舗もあり、展開内容が若干違うようだけど、私は毎回新幹線ホームのお店に行ってる。名古屋名物食べ物の内の一つのきしめん、どんだけみんな好きかというと、他店も合わせるとなんときしめん屋が改札内外合わせて計15店舗以上もあるらしい。まさにソウルフードなんですね。街中で食べそびれても駅にこんだけあれば帰りに一杯引っ掛けて帰れる。そして毎回驚くのが新幹線ホームという状況が鍛え上げた驚くべき提供スピード、食券出す前から茹でてるよね?という速さ、30秒〜1分以内に手元に到着。「かけ」や「みそ」などシンプルで魅力的なものに手が伸びそうになりつつもカレーきしめんを。ルーにかなり多めの出汁を混ぜ合わせているようで、和風味がしっかり濃い〜。うどんや蕎麦ともまた違った、平たい麺のきしめんに絡む感覚が新鮮。一つ気をつけるとしたらカレーのあんがどろっとしているためアッツアツなのが冷めづらく、通常のおそばより完食まで少し時間かかるので、新幹線に乗るまで5分以上はあったほうがいいですよ。なんなら途中下車して食べてもいい!?

 

スピンオフ、次回へつづく。

そして10月から始まっているイベント「フェスティバル・トーキョー」内のプログラムで、大塚駅前の空き物件が1ヶ月限定でリソグラフの印刷スタジオになっています。武蔵小山の最高なスタジオHand Saw Pressの企画プログラムで、期間中ここに空のカレーノートを設置し、来た人が誰でも自分の好きなカレーについて、書き込めるようにしています。

多言語ポスター

リソグラフで印刷した、ダイバーシティ大塚ならではの多言語ポスターも設置。

その全てを一冊に綴じるワークショップを11月3日(日)に2部構成で開催予定なので、ぜひ大塚ランチに遊びにきてください!

Hand Saw Press『ひらけ!ガリ版印刷発信基地』

会期: 10/12(Sat) – 11/10(Sun)
時間: 木土日祝=14:00–19:00、火=18:00–22:00
※上記時間帯でZINEを作成することができます。
休: 月・水
HP: https://www.festival-tokyo.jp

宮崎 希沙 みやざき・きさ

カレー大好きグラフィックデザイナー。東京のカレー屋さんを食べ歩いたレビューをまとめ、2010年より毎年発行しているzine「curry note」がライフワーク。今年で10周年なので過去バックナンバーをまとめた合本「CURRY NOTE SPDX」を発行、自身が運営する自主出版レーベルMESSなどで販売。Instagram #currynoteで日々のカレー記録中。30代を機に内臓脂肪と戦っていますがカレーは食べます。
http://kisamiyazaki.com

 

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