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【洋食 KUCHIBUE:代官山】フードジャーナリスト渡辺紀子お墨付き、東京NEW OPEN

【洋食 KUCHIBUE:代官山】フードジャーナリスト渡辺紀子お墨付き、東京NEW OPEN

洋食 KUCHIBUEクチブエ
[代官山]

グラタン、スープ、プリン…食べたかった洋食がここにある

手にスプーンを持ち、アツアツのグラタンをいただく瞬間だった。「あっ、ごめんなさい」。店主・坂田阿希子さんが、小さな声で叫んだ。

そして、「グラタンはフォークで召し上がっていただきたいんです」と、遠慮がちに続けた。スプーンでガサッと口に入れると、せっかくの食材の機微を感じられないという。はい、ではフォークで。あら不思議。口の中で、マカロニが、鶏肉が、そして隠れていたゆで卵が躍る。ゆで卵の白味がザクザクなのもよくわかる。うふっ、グラタンっておいしい。

この店、料理家の坂田さんが開いた洋食店だ。洋食というだけで、思い出の引き出しが開くから、誰もがぐっと身近に感じられる。坂田さんも洋食店には特別な思い出があって、お店をやるなら洋食をと考えていた。といっても、それはあくまで「夢」だったのだが。

この4年間、キッチンスタジオを探し続けて、やっと見つかった最高の物件がココ。何かお店をやることが条件だった。「洋食って、何でもない材料の組み合わせなのに、手をかけるとすごくおいしくなる」。ブイヨンは丁寧にとる、玉ねぎはねかせて辛みをとばす、マヨネーズは手作り、などなど、手がかかる。「やってみたらすごく大変」。だからこそ、食べ手のシアワセ指数がぐっと上がるのである。

洋食 KUCHIBUE

店内
: 東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラスC棟15号
: 12:00〜15:00LO・18:00〜19:30LO
: 火水、不定休
Tel: 03-5422-3028(16:00〜18:00のみ)

渡辺紀子 わたなべ・みちこ

『アンドプレミアム』『ブルータス』などの食の特集でおなじみのフードエディター。「Pさん」という愛称で慕われている。

Photo: Yoichi Nagano Text: Michiko Watanabe

GINZA2020年2月号掲載

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