オレンジワインを呑みましょう。〜ペアリング実践〜 Vol.3 中華『LIKE』

生産されるのは、わずか1350本！　西洋カリンやリンゴ、ドライフラワーといったニュアンスで口に含むと果実味とミネラルが溢れる。ソーヴィニヨンブランらしさを堪能できる。母国のオーストリアでは白ワインとして流通。「フランツ・シュトロマイヤー　ソーネ　No.4」ボトル￥13,500

スロヴェニアとの国境近くで1995年よりナチュラル製法で醸造。土着品種のリッボラ・ジャッラに焦点を当てている。まるみのある酸味と凝縮されたエキス感が広がるボリューミーな味わい。オレンジワインの先駆者としての側面も。「ラディコン」￥12,000。

イタリア　エミリア・ロマーニャに伝わる醸造法を貫く。熟れた杏を思わせるアロマティックな一本。「ソラータ カルディナーリ」￥7,800

シチリアのビオワイン。金柑とハチミツのシロップを思わせる甘いアロマ。ジャスミンやセージなどのハーブも感じる。穏やかな酸と丸みのある果実味が特徴。「シンフォニア ディ ビアンコ」￥9,500

2016年に下町のワイナリーとして産声を挙げた。お酒をついでくれるのはオリジナルキャラクターのワインマン。 看板とともにラベルにも採用されいている。

醸造所の入り口はこちら。奥にはステンレスタンクが並ぶ姿を肴に一杯飲めるバー（９席）&フレンチを振る舞うレストラン（10席）も併設。

オレンジワインをはじめ、スパークリング、白、赤など30種以上を醸造する。バーカウンターからの眺望は絶景！

醸造責任者の上野浩輔さん。20歳で初めて飲んだワインに惚れ込んで、この道に進むことに。

土日にはワイナリーも見学（要予約）ができる。こちらで造られるワインは添加物フリー。ただいま、ピノ・ノワールをアルコール発酵中。

半年ほど熟成中のシャルドネ。1年近く寝かせてボリュームのある飲みごたえと、優しい味わいに仕上げる。

熟成期間を経て瓶詰めされていく。新酒は8～11月の間に出荷。ちなみに仕込み時にはボランティアのお手伝いを募集するそう。SNSで告知されるので興味があれば、ぜひ。

北海道産ナイアガラで仕上げた微発泡タイプ￥800。瓶内二次発酵によって果実味が豊か。ほろ苦さもかすかに感じる。パテの甘みとのバランスが絶妙～。￥800。