18 Sep 2020
お家でカクテル作り! プロに教わるレシピ vol.02 リフレッシュ感あふれるクラシック「パロマ」

美味しいお酒でお家にいながらにして季節を感じてみるのはいかが? 旬なフルーツや野菜を使えば罪悪感もフリー!話題のスポット、馬喰町のカフェ・バー「abno」のバーテンダー、野邑翔さんに教わる、世界のクラシックなカクテルレシピで、おうちバーを開店!カクテル初心者のGINZAとの対談形式でお送りします。
ピンクグレープフルーツの香り
夏の終わりのソーダアップ「パロマ」
GINZA 今回はテキーラを使ったカクテルということですが、テキーラと聞くと、クラブで気付に飲むショットのイメージが強い方もいるかも…。喉がカァ〜〜っと。とにかく見た目のピンク色がとても可愛いですが、このパロマは初耳でした。
野邑 日本ではマルガリータやテキーラサンライズなんかが有名ですが、テキーラの本場メキシコでは結構ポピュラーでクラシックな飲み方なんですよ。農作業や酪農などの、夏場の肉体労働時に好んで飲まれているカクテルです。
GINZA 憧れますね〜仕事の合間の一杯。塩が入っているので、水分補給にもパーフェクトな味ですね。スポーツドリンクのようなみずみずしさと、体にすっと染み込んでいくようなミネラル感。ソーダの爽やかさもあいまってリフレッシュできそう。
ガーリーな気分をグッと盛り上げるピンクカラー♡ふふふ
野邑 度数も低めで喉越し爽やかなので、レモンサワーやハイボールのようにガブガブ飲んでいただきたい。
GINZA 自分は肉体労働はしないので、ピンクグレープフルーツを使ったキュートな見た目に合わせて、夏の終わりの日に自分をいたわりながらお部屋で飲むイメージが浮かびました。
野邑 ハイテンションで乾杯!なテキーラのイメージから抜け出して、ゆったり楽しむテキーラカクテルとしてオススメしたいですね。お料理は、ホタテのソテーや白身魚のカルパッチョ、貝の出汁が聞いた料理がピッタリですよ。
GINZA 添えたディルが魚介の旨味を引き立てますね。シュリンプカクテルもいいなあ。お休みの日に自分の大好きなものに囲まれて、頭にタオル巻いてネイル塗ったりしながら飲んだら、最高に幸せな気分になれそうです。
材料
テキーラ 40ml
ピンクグレープフルーツ 1/2個
ライム 1/2個
アガベシロップ 15g
塩 適量
ソーダ 100ml
お好みのハーブ 適量
お好みのハーブでグリーンの彩りを。
Profile

野邑翔 Sho Nomura
20歳の頃に渡米しプロのダンサーとして活動したのちファッションの分野を経て、帰国後はバーテンダー・バリスタとしてのキャリアをスタート。Deus Ex Machina原宿ではバリスタとしてラテアート大会で入賞。その後FUGLEN TOKYOにてヘッドバーテンダー兼バーマネージャーを務める。 2019年より株式会社イートクリエーターに参加。REVIVE KITCHEN AOYAMA、渋谷パルコチョンプーのオリジナルカクテル・ドリンクを開発。現在はDDDホテル内バーabnoにてバーテンダーを務める。様々なカルチャー・地域・素材や味覚を自由にマッシュアップするスタイルで構築している。 ドリンクカウンターでのバーテンディングを含め、飲食業界において、クリエーターとしてのバーテンダー・バリスタの価値に挑戦し続けている。
instagram @abno.jp
dddhotel.jp/abno
photo: Kaori Ouchi text, edit & styling: Aguri Kawashima